歯医者や歯科衛生士の歯磨き方法は私たちと違う?
日本の医学や歯学は、世界的にも先進国だといわれています。それどころか、沢山の種類の歯磨き粉も出ているのですから、日本人は簡単には虫歯にはならないと思いませんか?
でも、現実は私たちの想像とはかけ離れているのです。事実、歯医者さんに行く人が多いので、歯科医院はコンビニの数よりも多い。その理由はそれだけ歯科の患者が多いということ。
これは、歯科予防ができていないから?もしかしたら、歯磨き方法が正しくないから?そんな疑問が湧いてきませんか?
そんなことはありません。歯医者さん、歯科衛生士さんで虫歯で困っている人なんかいないからです。どうしてだと思いますか?このことが分かると、今日から虫歯になることがなくなるかもしれません。
今回の記事では、「歯医者さん自身が行っている歯磨き方法」についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。
虫歯の数の世界ランキング
日本の歯磨きに関する事実をご覧ください!
ところで、日本人の虫歯数は、世界で何番目だと思いますか?
日本人の虫歯の多さは、圧倒的に世界最下位!信じられないかもしれませんが、世界で一番に虫歯が多いのです。
ところが、
歯科医師の数は世界3位!
平成24 年12 月31 日現在における全国の届出「歯科医師数」は102,551 人
人口10 万対歯科医師数は80.4 人
WHOのデータによると、世界4位です。でも、人口比からいうと、世界3位です。さすが、医学先進国の日本、歯科医師の数では世界に誇れます。でも、これって自慢できることなのでしょうか?
日本人の歯医者の数と歯磨き剤使用量はトップクラスですが、歯の悪さは先進諸国で最下位。
歯磨き粉について詳しくは「歯医者さんがすすめる歯磨き粉ランキング」をご参考にしてください。
日本人が80歳になった時に残る歯は、わずか5本程度と言う有様です。ほとんどの高齢者は義歯かインプラントです。80歳以上の高齢者の歯が生えそろっていて、固いせんべいなどをばりばり噛んでいる人を見たことがありますか?
ちなみに、厚労省では、8020運動を推進しています。この8020運動とは、「80歳になったときに20本の歯が残っているようにしましょう。」というものです。これだけ歯が残っていると、人は健康だからです。(前歯、犬歯、小臼歯、大臼歯すべてがそろっている場合には、全部で28本になります。)
ところで、今この記事を読まれているあなたの歯は何本残っていますか?虫歯について詳しくは『「虫歯にならない人」3個の科学的事実』をご参考にしてください。
日本人は砂糖を食べないが虫歯が多い
日本人の砂糖消費量は、欧米と比較すると群を抜いて少ない。それなのに、虫歯が多いのは何故なのでしょう???
日本人は世界で一番多く歯磨きをする民族
日本人の歯磨き回数は、世界のどの国よりも多い。しかし、虫歯が多いのはどうして???不思議ではありませんか?歯磨き回数と虫歯予防は関係がないのでは?
いいえ、最近になって良く言われているのは、「食後直ぐ(30分以内)に歯磨きをすると虫歯になりやすい。」食事をしたから汚れを落とせば良いという単純なことではないのです。
食後の歯磨きは大切なことですが、食後30分以内は避けたほうが良いのです。
何回も歯磨きをしているのに、虫歯になる理由は…きちんと磨けていないから。
えっ?と思われるかもしれませんが、市販の歯磨き粉の多くには、発泡剤や香料が含まれているので、少し歯磨きしただけで、「すっきり!」と感じます。
そのスッキリ感で、歯磨きができたと勘違いすることがあります。スッキリ感も善し悪しですね。
歯磨き方法について詳しくは「虫歯にならない強い歯をつくる王道」をご参考にしてください。
フッ素使用のメリット・デメリット
欧米の虫歯が少ない大きな理由は、フッ素の使用があるからだといわれています。近年では、日本でもフッ素使用が一般化しています。特に市販の歯磨き粉のほとんどにフッ素が添加されています。
しかし、フッ素の毒性には世界中で賛否両論があります。まだ良いのか悪いのかはっきり分かっていないのが現状です。
フッ素の人体への影響
必須微量元素のひとつであると主張する学術団体がある。欠乏と過剰になる量の範囲が狭い(歯のフッ素症#食事摂取基準を参照)。フッ素のサプリメントは、日本国外では製品化されているが、日本国内での製品化は難しいと主張されることもある。主な摂取源は飲料水と動物の骨などである。
フッ素の過剰摂取は骨硬化症、脂質代謝障害、糖質代謝障害と関連がある(フッ素症を参照)。
出典:ウィキペディア
アメリカでは、水道水にフッ素を入れている地域があります。ところが、日本では、安全性の保証がないとの理由から禁止されています。
これでも、まだフッ素を使いたいですか?
しかし、多くの歯医者さんは、フッ素を歯に塗るのが好きです。その理由はフッ素を塗布することで、石灰化を促進できるため虫歯予防になると考えているからです。
歯医者でフッ素を塗る方法
フッ素を歯面に塗ることで耐酸性が上がると言われていますが、ただ塗ればいいというものではなく、歯面に歯垢や汚れ、唾液が作る膜をきれいに取り除いたうえで塗布し、5分以上そのままにすることで効果が得られるそうです。
それでも、一部の歯医者さんの中にはフッ素入りの歯磨きをすすめています。そして、その歯磨き方法をご紹介すると…
「フッ素入り歯磨き粉で、ブラッシングした後は、うがいを軽く1~2回するようにして、口に歯磨き粉(フッ素)が残るようにしてください。」
これって、汚くないですか?それに、そんなやり方で効果があると思いますか?というより、効果がでていることが証明されているのか疑問です。
フッ素を使わなくても歯を強く、歯を白くする歯磨き方法があります。詳しくは「ホワイトニング歯磨き粉と電動歯ブラシで白い歯にする方法!」をご参考にしてください。
歯医者さんの歯磨きの仕方
そこで、歯磨きに関しては専門家の歯医者さんと歯科衛生士さんがどのように歯磨きを行っているのか質問してみました。(どちらの専門家も私の知人で信頼おける先生です。)
歯科医・歯科衛生士が実行している歯磨き方法
① 朝、昼、晩 一日3回ブラッシング。
これ以上歯磨きを行なうと磨き過ぎになるから。
② 歯磨き粉をつける量は、米粒大。
これ以上、歯磨き粉をつけると磨きにくい、そして、歯が削れるかもしれないから。
③ 「~ながら磨き」何かをしながら、じっくりと歯磨きをする。
~ながら時間をすると、ブラッシングにかかる時間は、5分以上。10分以上かかるので良いから。
どうですか?歯医者さんの歯磨きの仕方は、あなたとは、少し違っていませんか?
私の掛かりつけの歯医者さんは、「歯磨き粉は付ける必要はない。もし付けるとしても、マッチの先ほどの量で充分ですよ。」と、教えてくれました。
どうしてかというと、発泡剤や香料が入っていると、磨けていなくても磨いた気になるので、充分に歯磨きが出来ていないことがあるからだそうです。
じつは、この歯医者さんの言葉が、私の頭にずっと残っていたので、今の口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」をアルカリイオン水にして使う歯磨き粉にしたのです。
虫歯予防をするのなら、一度、「美息美人(びいきびじん)」をお試しください。
正しい口腔ケアを行なうことで、プラークコントロールが可能になるので虫歯予防だけではなく口臭の予防もできます。
口臭原因については⇒⇒『口臭がドブ臭でもアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・』
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