舌が白いのは胃腸が原因 ❘ 対策はストレス発散と食習慣

胃腸の病気で口臭がしている患者

舌が白いのは胃腸が悪いから

病気の患者さんを診察するときに「舌診」という方法があります。舌苔が着いて舌が白い状態の人は、胃腸など内臓に疾患があったり、便秘や下痢で腸内環境が悪化していることがあります。ですから、毎日鏡で舌の色を見て健康状態をチェックをされてはいかがでしょう。

舌の苔が中々取れない人や、舌の色が黄色い状態の時は、胃腸や全身性の病気のほか、慢性的な体調不良が原因かもしれません。特に胃腸の病気は、生活習慣が影響しているため、舌苔ができやすい状態にあります。

慢性的に胃腸が悪い人は、悪玉菌が増えて胃腸の壁にカビが繁殖します。腸カビが増えると身体中に不調をきたし、舌苔ができたり口臭が強くなります。

でもご心配ありません。胃腸をケアして元気になれば舌もきれいになります。今回の記事は、舌が白いことと胃腸の関係性についてお伝えします。胃腸が弱く舌苔がとれない場合には、是非ご参考にしてください。

>>舌苔が取れない7つの理由

舌と内臓の関係

「舌」は内臓の鏡と言われます。その理由は、通常は外から見ることができない腸などの状態が、舌の色や表面に付着する「苔」として表れるので、体の熱や胃腸の健康状態をみることができます。

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また、舌は唾液の分泌量が減少すると、口腔乾燥から舌苔ができて口臭を発したり、舌がヒリヒリと痛くなります。これは、自律神経が深く関係しているので、ストレスなどを察知することもできます。

舌が白いのは胃腸が悪いから

胃腸が弱い、お腹にガスがたまる、下痢もしくは便秘の状態が続いていませんか?

胃腸の調子が悪い状態の時は「舌が白い」です。舌苔ができるので口臭も起きる。このような症状がある時は、病気か、胃腸が弱っているのでご注意ください。

下痢や便秘だと、食事を摂っても栄養が吸収できません。それだけではありません。悪玉菌が増え食べ物が腐敗してガスを発生します。そして、腸内のガスが血管に吸収され口臭が出るかもしれません。

舌が白くなるのは胃腸だけの原因ではありません。詳しくはこちらをご参考にしてください。

口臭は内臓に原因があるから!腸内フローラを整えると解消する!

胃腸が悪いと舌苔ができる

口臭に気づく女性

偏った食生活や、生活習慣が乱れやすい人、ストレスが多い人は、体調不良から舌苔ができやすいです。

前夜に夜更かしして、暴飲暴食したりお酒を飲み過ぎると、朝起きたら舌が真っ白になっていたという経験をしたことがあるかもしれません。

その理由は、暴飲暴食と過剰なアルコール摂取により、胃と腸の粘膜に負担がかかったからです。このように、胃腸の不調から舌苔ができるようになります。

舌苔の沈着は全身状態と密接に関係しており、疲労時、発熱時、消化器の不調などは特に注意が必要である。

引用:日本口臭学会誌 口臭への対応と口臭症治療の指針2014

舌苔が黄色がかったら、胃や肝臓にトラブルがあるかもしれません。

表面が白いのは、舌苔が増えすぎている状態で血流不足のサイン。黄色がかった場合は、胃や肝臓のトラブルを抱えていることも。

胃腸が悪いとストレスになりますが、ストレスによって舌苔ができたり口臭や口内炎の原因にもなります。

→ 舌が白いとお困りですか?

→ 舌苔が取れないのはストレスが原因!ストレス解消と舌のケアはこうする!

→ 舌をピンクにする!?健康なピンク色にする7つの方法

胃腸が悪いと舌苔ができる原因

胃腸と舌苔は密接に関係しています。

胃腸が悪くなると熱気のある臭い口臭が出るのが特徴ですが、その理由はこうです。

1、 胃腸が悪いと免疫力が低下するため、口内環境が悪くなる
2、 胃腸が悪いと唾液分泌が減少する
3、 胃腸が悪いと舌苔ができる
4、 胃腸が悪いと口内乾燥を起こし口臭を発生する

このように、胃腸が悪いと次から次へと口臭を起こします。ですから、胃腸を健康にすることと口臭を治すことは切り離すことができないのです。

→ 舌が臭い、口臭がするそれは舌苔が原因です。舌苔を取り除く方法とは?

胃腸の調子が悪くなると、すぐに舌に舌苔となって現れます。舌苔ができると舌が白くなり見た目も悪いですが、もっと問題になるのは口臭です。

舌苔は、悪玉菌と口内の汚れがかたまってできたものです。舌などの細胞からはがれたタンパク質や食べかすを悪玉菌が腐敗させることで、口臭が発生します。

体調が悪かった時のことを思い出してみてください。舌が白くなり熱っぽい「口臭」がしていませんでしたか。このように、胃腸が悪くなると口臭がします。でも、慢性的に体調不良な場合は、口臭に気づいていないかもしれないのでご注意ください。

舌をきれいにするには、体調を良くすることはもちろんですが、舌苔が出来ているのにそのままにするのも良くありません。というのは、舌苔ができていると悪玉菌が増えて、口内環境が悪化するからです。

もし舌苔が出来ているときには、舌のケアも心掛けるようにしてくださいね。

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舌が白い人は舌苔です。舌苔を取り除く7つの方法とは?

胃腸が悪いと口臭がきつくなるのは

「胃が悪いと口臭がきつくなる」ということを耳にしたことがあると思いますが、胃から口に直接臭いが出ることはほとんどありません。

胃から口に臭いが出るのは、ゲップの時だけです。そして、逆流性食道炎になると逆流した胃液によって食道に炎症が起こり、酸っぱい口臭が出ます。

逆流性食道炎とは、胃の中で胃液と混ざり合った食べ物や胃液そのものが食道に逆流する病気です。胃液は強い酸性のため、食道に逆流すると、食道の粘膜を刺激して食道の粘膜がただれたり、潰瘍ができたりします。

胃腸が悪くなると舌が白くなります。どうして胃腸の調子が良くないと舌が白くなるのか?その関係性についてご説明します。

腸カビが原因で舌乳頭が長くなる

腸カビが胃腸に穴をあける(傷付ける)ことによって、同じ消化器官である舌の組織にも治癒作用がはたらき、舌乳頭が長くなると言われています。

→ 胃腸の炎症で舌乳頭が伸びる

胃腸と舌はつながっているために、胃腸に炎症が起きると治癒反応が舌にも起きるそうです。嘘のようなホントの話です。

胃や腸が炎症を起こすと、すぐに直そうとして新しい細胞がつくられます。胃腸と舌は粘膜でつながっているため、舌の細胞もどんどん新たに作られ、表面の「乳頭」も成長してしまいます。

腸カビ

腸の中には、善玉菌と悪玉菌がバランスをとって住んでいます。ところが、糖の多い食事や疲労・ストレスによって腸の中にある悪玉菌が増えてしまいます。すると、悪玉菌は腸内にカビが生えたようになり、身体に悪影響を及ぼすようになります。

そもそもカビは私たち人に住んでいる常在菌です。空中にも浮遊していますので、私たちは絶えずカビと接触しています。だからといって病気になることはありません。しかし、免疫力が低下したり、何らかの理由で体の中のカビが増えると悪さをし始めるのです。

腸内のカビが及ぼす悪影響は、胃腸の延長上にある舌に「舌苔」として表れます。舌苔ができると舌の上にも悪玉菌が増え口臭を発生するようになります。

ですから、キレイな舌にするためには、腸カビを作らないことが大事なのですが、どうすれば腸カビを繁殖しないようにできると思いますか?

それは、腸カビにエサを与えないこと。腸カビが好きな食べ物は「糖」です。ですから、舌をキレイにするためには、炭水化物をあまり摂らないようにすることが大切です。

カビは主に糖を栄養にして生きています。ですので、甘いお菓子はもちろん、パン、うどん、パスタなどの炭水化物をたくさん取ると、それだけカビに栄養分を与えていることになります。

食後おなかいっぱいなのにもかかわらず、ついついデザートに手が出てしまう、お酒の〆にラーメンなどを食べたくなるのは、もしかすると、おなかの中にカビが繁殖しているせいかもしれません。逆を言うなら、甘い物や炭水化物は、おなかのカビが欲しているということです。

パンが原因

パン

パンをよく食べる人は、舌苔の原因になっている可能性があります。。

小麦粉アレルギー(グルテン不耐症)の人は胃腸が悪いので、胃腸が悪いことが舌苔の原因だと思われていますが、それだけではありません。

実は、小麦粉アレルギー(グルテン不耐症)の人がパンや麺類を食べると、口内のカンジダ(カビ)が増殖を始めます。カンジダの菌糸が舌の角化に根を張り舌苔を形成するのです。

カビが二形性菌であることと関係しています。条件次第で酵母にも菌糸にも変身するのです。酵母はビール酵母やパン酵母のように、糖などをアルコールと炭酸ガスに分解しながら成長する菌。一方、細長い糸状の菌糸は腸管壁を突き抜け、穴を開けてしまいます。ちなみに菌糸は口腔内でも、口腔粘膜に穴を開けます。
引用:デイリー新潮

小麦粉アレルギー(グルテン不耐症)の確率は50人に2人といわれていますが、糖尿病の場合はその7倍も多いそうです。

小麦粉アレルギー(グルテン過敏症)は、まだよく分かっていないこともあるようですが、順天堂大学とヤクルトの共同研究では、50人に2人の確率であるそうです。(糖尿病の場合はその7倍)
小麦粉アレルギー(グルテン過敏症)の人がパンを食べると体調を悪くし、様々な病気になり舌苔や口臭もそのうちの一つなのです。

→ パンをやめると舌苔がなおる!?小麦粉アレルギー(グルテン過敏症)とは

もし、この方のように、美息美人(びいきびじん)を長く使っても完璧にならない場合には、「小麦粉」が影響しているかもしれません。一度、試す価値がありそうです。

胃腸の不調による免疫低下が原因

胃腸の不調は、体全体の免疫を低下させます。そのため、胃腸が弱っているときには、口内細菌が増殖するために舌苔がよくできます。

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胃腸の不調から唾液が減少する

ストレスを受けると、胃腸に不調をきたします。また、胃腸が悪くなると自律神経を乱し、唾液量が減少するため口腔乾燥を起こします。そのことから舌苔がよくできるのです。。

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胃腸を健康にするには

胃腸が原因の場合には、歯科治療などで舌苔を治すことはできません。体調による「舌苔」を改善するためには、その原因となる胃腸の病気を治すなどケアすることが大事です。ただし、判断は自分でしないでお医者さんに相談しましょう。

普段から胃腸をケアするには、、、

  1. 腹八分目にする
  2. 楽しく食事する
  3. 食前酒でリラックス
  4. 充分に睡眠をとる
  5. 野菜でビタミンA、C、B6を摂取する

まとめ

舌が白くなる原因で多いのは体調不良です。その中でも胃腸の不調によって舌苔ができるケースが多いです。舌苔ができると口臭もきつくなりストレスがたまります。

そのストレスが胃腸の不調を招くというように、悪循環になることも。

このようなケースで口臭を解消するには、口臭自体を消そうとするのではなく、生活習慣を見直して胃腸を健康にすることから始めないといけません。

胃腸はストレスに影響されることが多く、「舌が白い」、「舌苔がとれない」などの不安もストレスになるのでご注意ください。胃腸を元気にしながら舌のケアも忘れないようにしてくださいね。

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