
日本人のすべての歯磨きの仕方のうち、3分の1は間違っているかもしれない?
私ごとですが、最近、夜遅くまで仕事が忙しく就寝前に歯磨きをしないで寝てしまうことが何度かありました。
睡魔に負けてしまい、「朝、ていねいに磨けばいいさ。」と、寝床に入ってしまったのです。
みなさんには、いつもあれだけ起床時と就寝前の歯磨きをお勧めしているのに、情けないことです。
そんなことが続いたある朝、歯間ブラシで奥歯と奥歯の歯間を磨いて何気なく臭ってみたのです。
プ~ン と、とんでもない口臭が…。
ショックです。
何度も何度も歯間ブラシを出し入れしては、臭ったのですが、中々、口臭はとれません。
罰です!寝る前に歯磨きをしなかった罰です。
寝ている間は、唾液の分泌もほとんどなく、歯周病菌が増殖する時間帯に、歯磨きをしないで、食べ物カスをそのままにほっておいたのですから、歯周病菌が増殖して、発酵臭がしていても当然です。
負け惜しみではないですが、改めてこのような結果を経験すると、私が申し上げていることが、本当だったと確信を持てます。それからというもの、どれだけ眠くても、就寝前には歯磨きをするようにしています。
これだけのことで、すぐに、歯周病菌による発酵臭もなくなったのです。
ですが、みなさんに、今日のブログでお伝えしたいのは、これだけではありません。
歯間ブラシを使わない歯磨きは文明人ではない
口臭を予防するために重要な歯磨きの方法は、就寝前の歯磨きを徹底することのほかに、あと2つあります。
一つは、歯間ブラシを使うこと。
どれだけ丁寧に歯磨きをしても、歯間の狭い箇所に歯ブラシの毛先は届きません。
そうすると、そこに磨き残しが残り、歯周病菌が繁殖するのです。そして、口臭が発生する。という具合です。
ですから、口臭を予防するには、歯間ブラシの使用は欠かせません。
暗闇で歯磨きをするのは、原始人の歯磨き方法?
口臭予防で重要なもう一つの歯磨きの方法は…
それは、鏡を見ながら歯磨きをすることです。
洗面台には鏡があるので、誰でも、鏡を見ていると思っています。
ところが、口の中を見ながら歯磨きをしている人は、わずかです。
顔を見ながら歯磨きをしていたり、考え事をしながら、歯磨きをしているものです。
これでは、暗闇で歯磨きをしているのと、何ら変わらないと言えます。
1本1本歯磨きをするときに、鏡を見て確かめて歯磨きをする人というのは、歯科衛生士さんと歯科医師くらいです。
だから、歯科衛生士さんの歯はきれいなのかもしれませんね。
歯科衛生士さんのように、きれいな歯になって、口臭のないいい息で生活を送りたいのなら、鏡を見て歯磨きをすることです。
是非、お試しください。
口臭原因については⇒⇒『口臭がドブ臭でもアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・』
関連記事