口臭は内臓に原因があるから!腸内フローラを整えると解消する!

口臭が気になり、「胃が悪いから?」と不安になっていませんか?

口臭の原因は、胃腸など内臓の健康と関連付けされることが多くありますが、本当でしょうか?

確かに、ていねいに歯磨きケアを行っても口臭が改善されないと、「胃炎が原因になっていないか?」疑いたくなるかもしれませんね。しかし、本当は胃の病気が原因ではなく、ストレスなどによって腸内環境が悪化していることの方が多いのです。

今回は、口臭原因となる腸内環境の改善についてお伝えします。

胃が悪いから口臭がする?

食道は一方通行のため、胃に入った食べ物が原因で口から臭いがすることはありません。例えばニンニクなどの臭い食べ物でも、臭気物質は血管内に取り込まれて肺と気管を通り、息は鼻から出ます。

胃が悪くなると、胃もたれ、げっぷ、吐き気、胸やけ、胃痛などの症状がおきます。

【胃の病気】
胃炎、機能性ディスペプシア、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん など

そのため、胃の病気になっても、直接口臭がすることはありませんが、げっぷをすると胃の中の匂いが出ることがあります。また、逆流性食道炎の場合は、喉に細菌が増えて口臭が強くなります。

口臭は内臓に原因がある

口臭が発生する一番の原因は、唾液の分泌が減る「口腔乾燥」にあるからです。唾液が減ると、口腔洗浄ができなくなり細菌が増殖します。そんな時、虫歯や歯周病などがあれば、嫌気性細菌による悪臭成分の産生が多くなります。

口臭をコントロールする「唾液」の量を左右するのが、自律神経に働く「腸の健康」です。

胃腸など内臓の不調が口臭の原因になっているのです。ですから、腸内環境を改善しないかぎり、口臭を完全に解決することは不可能だと知っておくことが大事です。

「腸」に原因があるため、舌磨きや歯磨きなど丁寧なケアをしても、臭いは一時的にしか抑えることにしかならないのです。

関連記事:舌磨きしないほうがいい ❘ 正しい舌磨きの方法はこうする!

胃腸が悪いと唾液が減る

(日本口腔外科学会の発表では)病的口臭の90%は口腔内にあるといわれています。歯科疾患による病的口臭の原因は、歯周ポケット、カリエス部、口内炎、歯垢、舌苔などです。

また、舌苔から発生するにおいは、口臭全体の6割以上を占めるといわれています。舌が臭い理由は、舌乳頭の隙間に(揮発性硫黄化合物が含まれている)臭い唾液が溜まるからです。そして、細菌のかたまり「舌苔」ができるからです。

実は、これら口臭原因になる舌苔、歯周病、虫歯になるのは、唾液が少ないことが原因です。その理由はこうです。

唾液には、口の中を清潔にする「自浄作用」、病気に打ち勝つ免疫としての「抗菌作用」、細菌の活動を抑える「pH緩衝作用」があります。これらの作用によって口臭菌をコントロールしています。
ところが、その唾液の分泌が減ると、口内の細菌が増えてしまうのです。

内臓(腸内環境)を改善して口臭を解消する

口臭を予防するには、舌苔をつかなくするとか、歯周病や虫歯にならないようにすることが大事です。そのためには、自律神経のバランスを整えて、質のよい唾液の分泌を充分にする必要があるのです。

腸内フローラのバランスを崩す原因

腸内細菌叢がバランスを崩し、腸のバリア機能が低下すると、血中に細菌が作りだす毒素量が増加することがわかってきました。
”リーキーガット”とは腸の粘膜に穴が空き、菌・ウイルス・たんぱく質が血中に漏れだす状態にある腸のことを指します。

腸内フローラのバランスを崩す原因として、悪玉菌を増やしてしまうような食生活や、加齢による善玉菌の減少などが挙げられますが、ストレスも大きな要因のひとつです。精神的なストレスは、「腸内フローラ」のバランスを乱してしまいます。

便秘を解消すると唾液が良く出る

副交感神経が唾液を分泌させます。便秘が解消されると副交感神経の働きがよくなることが最近の研究で報告されています。反対に腸内環境が悪くなると、副交感神経の働きが下がり唾液の分泌を減少させます。

ストレスを減らし自律神経を整えると腸の働きがよくなり、腸内環境をよくすることが自律神経を整えることにもなる。このように腸内環境と自律神経には相互に影響し合っています。

腸の炎症を治すと舌苔が改善できる

腸が炎症を起こすと修復しようと新しい細胞ができる、腸の延長である舌の細胞も作られ、乳頭が伸びます。案外、このことが舌苔の原因になっているケースが多いのです。
ですから、腸が健康になると、自然と舌苔も治っていきます。

腸内フローラを整えるには

善玉菌を含むプロバイオティクス、その善玉菌の栄養源となるプレバイオティクス、の両方を含む食べ物を摂ることで、腸内フローラの整う効果が期待できます。腸内フローラを整えるには、次のような食品がおすすめです。

  • 発酵食品(ヨーグルト、ぬか漬け、納豆、キムチ、味噌、チーズなど)
  • 整腸剤・サプリメント・漢方薬(さまざまな種類の乳酸菌やビフィズス菌が凝縮されている)
  • 食物繊維(野菜類、納豆、さといも、こんにゃく、海藻・きのこ類、果物など)
  • オリゴ糖(玉ねぎ、ごぼう、ねぎ、にんにく、アスパラガス、バナナ、大豆など)

これらの食べ物を摂取するほかに、疲労・ストレスの解消、睡眠不足を解消することも大切です。
また、お菓子など糖分の摂り過ぎやアルコールの飲み過ぎは、腸内フローラの敵です。そして、内臓疾患がある場合は、内科や胃腸科の治療を受けることも大事です。

腸内環境を改善して口臭の悩みが解消されることをお祈りします。

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