口臭を発生しやすいのはこんなタイプ
口臭がまったくしない人もいれば、子供の頃からずっと口臭がしている人もおられます。
それは、性格、体質、生活習慣、食事、健康面が影響しているからだということを知っていましたか?
口臭になりやすいタイプが存在していることが分かっています。それでは、口臭が起きやすいタイプにはどのようなものがあるのでしょう。
自分がどのタイプなのかが分かれば、適切に対策ができるので、今まで消えなかった口臭が改善できるかもしれません。
というのも、多くのお客さまが、そのことが分かっただけで改善されたからです。
今回の記事では、口臭が起きやすいタイプについてお伝えします。是非、ご参考にしてください。
この記事の目次
口臭症になりやすい性格
口臭症の人を調べると、周囲のことを配慮できる優しい性格の人が多いといわれています。でも、どうして、優しい人が口臭症になりやすいのでしょうか?詳しくはこちら『その性格が口臭に影響しているかも?』をご参考にしてください。
周囲のことを考える人は、視点を変えると「周囲のことが気になる」性格です。そのため、口臭がしているかどうか自覚がなくても、口臭がしていないだろうかと「周囲が気になる」。それがストレスとなるのですね。
常に「口臭がしてないだろうか?」と考えていたら、恐怖心が増し、「心臓がバクバクする」ほどのすごいストレスとなります。その結果、自律神経の乱れをおこし免疫力が低下する。
ご存知のように、抵抗力が落ちると口内環境が乱れ舌苔(ぜったい)ができる、歯ぐきが腫れるなどの症状が起きやすくなります。
抵抗力がないと、どれだけ舌のケアをしても、歯周病の治療をおこなっても、完治することができません。だから、口臭も完全に治ることができないのですね。
性格が原因による口臭の場合の対策
たとえ、性格が口臭原因になっていても、性格を変えることは難しいですよね。
だからといって、そのまま変えないことには、口臭も治らないかもしれません。では、どうすれば良いでしょうか?
その場合には、先ずストレスが口臭原因になっているという現実を受け止めないといけません。そして、そのストレスは、性格ではなく「考え方」に問題があるということ認めると行動に移せるかもしれません。
考え方というのは、「口臭がしているかもしれない」という考えをのことです。「しているかもしれない」は、考え方を変えると「していないかもしれない」になります。このように、考えていることが正しくないかもしれないのに、想像に振り回されていることが多いのです。ストレスの多くは、想像が膨らみ恐怖に発展して生まれます。だから、悪い想像を断ち切らないと口臭症は解決できないかもしれません。
口臭がしているかどうかを調べることから始めてください。事実を知ることで考え方が変わると思います。
口臭を調べる方法については、『口臭チェッカーで測ると安心できます』をご参考にしてください。
口臭症になりやすい生活習慣
先ほどのように、口臭になる原因には免疫力の低下がありました。精神的ストレスも免疫力低下を起こしますが、悪い生活習慣からも免疫力の低下が起こります。
では、悪い生活習慣とは具体的にどのようなものがあるでしょうか?
- 仕事が忙しすぎる
- 睡眠不足が続いている
- 休養がないので慢性的に疲労がたまっている
- 良くお酒を飲むとか良く食べるなど暴飲暴食が多い
- 喫煙本数が多い
- 仕事や人間関係によるストレスが多い
これらのことが多いと心身に疲労が蓄積します。その結果、免疫が低下するのですが、そのことが、歯周病、舌苔、膿栓、膿汁などを引き起こし口臭を作るのです。
生活習慣が原因による口臭の場合の対策
免疫力低下を起こしている生活習慣が口臭を作っているので、口臭を治すには、原因となっている生活習慣を改善しないといけません。詳しくはこちら『生活習慣を変えれば口臭を予防できる!?』をご参考にしてください。
生活習慣を改善するための具体的な方法としては、次のように行うことをおすすめします。
- 1週間に一度は、疲労を回復するように休日をとる
- 良く寝る
- 良く食べる。偏食を避け栄養バランスの良い食事を心がける。
- よく喋り、よく笑う
- 飲酒量を減らす、休肝日をもうける
- 禁煙する、できなければ、喫煙本数を減らす
- ストレスにならないように考える、ストレス発散をする
- 趣味や運動などで、人生を楽しむ
口臭症になりやすい食習慣
唾液が少ないと口臭が出やすくなります。その理由は、唾液には口臭菌をやっつけたり口内を洗浄する作用があるからです。
唾液がよく出ていると、虫歯や歯周病になりにくいし、口臭も発生いにくい。ところが、唾液が少ない人の場合には、口内が汚れたままになり口臭が強くなります。
ですから、口臭がしないようにするには、唾液がよく出るようにすれば良いのですが、その一番効果のある方法が、食事のときに「よく噛む」ことです。
良く噛むと、舌と顎が良く動き、唾液腺が刺激されます。食事のときに唾液が多く出るようになると、普段も唾液が出やすくなります。
ところが、現在人の食事は加工食品が多くどれも柔らかい、噛まなくても飲み込める食べ物ばかりです。このことが唾液を出なくしているのです。
このような食習慣の対策とすれば、野菜など繊維が多いとか、小魚など固く噛まないと食べられない食べ物を入れると良いかもしれません。
現在、一口にたいして5~6回しか噛んでいないのであれば、10回以上噛むようにされてはいかがでしょう。これだけでも、口内環境はかなり改善されるはずです。詳しくはこちら『食後に口臭がするのは何故?臭いがする原因と予防方法』をご参考にしてください。
たんぱく質中心の食事が口臭を起こす
口臭を産生する細菌は、たんぱく質をエサとします。
そして、細菌がたんぱく質を分解するときに、口臭の元となる臭い物質を産生します。
ですから、たんぱく質が多い食事が多い人は、口臭も発生しやすくなります。
たんぱく質の多い食べ物
- 肉
- 魚
- 卵
- 乳製品
- 大豆
ほかに、お菓子やジュースなど砂糖を多く摂取することも良くありません。口腔内が酸化することで口臭の原因となる細菌が増えるからです。
砂糖やタンパク質を多く摂った後は、歯ブラシに何もつけず、軽くブラッシングすると良いです。
その時に、舌を上あごに擦りつけて汚れを落とすと、尚良いですね。
唾液の分泌が少ないタイプ
唾液の分泌が減少すると、口中や喉に細菌が繁殖しやすくなり口臭が発生します。
唾液が少なくなることが、口臭が起きる最も大きな原因です。こちらの記事『唾液を出す7つの方法…ドライマウス対策』もご参考にしてください。
唾液の分泌が減少する原因
- 加齢
- ストレス
- 緊張や不安など精神的な影響
- 良く噛まない食事
- 会話の不足
- 全身疾患(シェーグレン症候群,糖尿病,甲状腺機能充進症など)
- 薬の副作用(降圧剤、抗うつ剤、安定剤、睡眠薬など)
- 口呼吸
- いびき
- 胃腸が弱い
など。
歯みがき不足のタイプ
歯みがきが充分にできていないと、歯周病や虫歯になりやすくなります。
歯周病(歯肉炎・歯周炎)
歯周病菌は、悪臭の強いメチルメルカプタンを大量に産生します。ですから、歯周病(歯肉炎・歯周炎)による口臭は強烈です。
歯みがきの時に出血するとか、歯ぐきがブヨブヨした感じになったら、歯科治療を受けることが大事です。
虫歯タイプ
詰め物や被せ(銀歯・差し歯など)をしてから、ある程度期間が経っている場合には、2次カリエスになっていることがあります。
詰め物や被せの内側で虫歯になっていると、腐敗臭(口臭)を発生します。
歯科でレントゲン撮影をすることで、2次カリエスになっているかどうかが分かります。
しかし、歯磨きをしても口臭が出ることがあります。何故でしょう?詳しくはこちら『口臭がドブ臭でもアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・』をご参考にしてください。
水分摂取が少ないタイプ
唾液は、1日に1~1.5リットル程度の量が分泌されています。(安静時で700~800ミリリットル程度の量が分泌)
唾液の99.5%が水分ですから、最低でも1日に1~1.5リットルの水を飲む必要があります。
だからといって、緑茶やコーヒーには利尿作用があるので、逆効果になりますのでご注意ください。
また、唾液の分泌が少ない人の場合には、口中や喉の細菌を胃に洗い流すことが難しくなるので、水を飲むことが大切です。
ドライマウスについては⇒⇒歯磨きしても口がネバネバする原因8つ!唾液の粘つき改善方法はこれ!
まとめ
今回は、口臭症になる人をタイプ別にご紹介しました。口臭に悩んでいて、紹介したタイプに当てはまるものがあれば、ご参考にしてください。
効率よく対策できるので、今まで何をしても治らなかった人でも、改善しやすくなります。
それでも、改善が難しい場合には、口臭予防歯磨き粉「美息美人」のご使用をぜひおすすめします。
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