
口臭が気になるけれど、口臭に効く対策方法が分からないと困っていませんか?
「今まで色んな対策を取ったのに一向に口臭が改善しない。。。もっと簡単に口臭対策ができる方法がないのだろうか?」
もし、そんなふうに悩んでいるのでしたら、これまで行ってきた口臭対策が間違っていたかもしれません。
口臭を予防するには、口臭の原因を知りその原因に合った対策を取ることが重要です。実は、口臭が発生する一番の原因は唾液が少ないこと。ですから、簡単に唾液を多量に出すことができれば、口臭は解消できるかもしれません。
しかし、唾液を出すことは簡単のようで簡単ではありません。そのような時に効果的にできる対策を実践してみてはいかがでしょう。
今回の記事では、厳選した口臭対策のおすすめな方法をお伝えします。口臭でお困りでしたら、是非ご参考にしてください。
※2019年1月26日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年7月31日に再度公開しました。
この記事の目次
自分の口臭原因を知ろう
口臭対策を効率よく進めるためには、自身の口臭原因を知ることが大事。というのは、口臭原因やタイプによって同じ口臭対策をしても、効果が違ってくるからです。
口臭チェック
口臭対策で一番大事なことは、自身の「口臭があるかどうか?」を認識することです。人の嗅覚は麻痺するため、自分の口臭が分からないのが普通。だから、口臭を調べることは大切です。
口臭チェックの方法としては、タニタの口臭チェッカー(ブレスチェッカー)のような簡易のチェッカーで十分です。歯科外来のような本格的な装置ではありませんが、「臭いがあるかどうか?」は分かります。
お金をかけたくない場合には、舌で指をなめて、3秒ほど乾かしてから臭いを嗅ぐと口臭が分かります。この方法の良いところは、どんな臭いをしているかも分かります。
歯周病による臭いをチェックする方法としては、歯間ブラシで歯と歯の間をこすってから歯間ブラシの臭いを嗅ぐと分かります。
口臭原因
口臭原因を大きく分けると、次のようなものが多いです。
- 生理的口臭
- 歯科疾患(歯周病、虫歯)
- 舌が白い(舌苔)
- 膿栓・膿汁など耳鼻科疾患
- 糖尿病など内科疾患
- 胃腸が弱い
この中でも特に多い口臭原因は、歯科疾患、舌苔、ドライマウスではないでしょうか。
→ 口臭原因は口臭の種類で分かる!どぶ臭?酸っぱいにおい?生臭い?
口臭タイプ
口臭タイプというのは、口臭になりやすいタイプや、口臭を感じやすいタイプなどを言います。
ドライマウス
ドライマウスになる原因は様々ですが、多いのは加齢、ストレス、薬の副作用、糖尿病などです。ドライマウスになると口臭が発生しやすくなります。
ストレスを感じやすい
ストレスは、ほとんどの病気の原因になります。また、緊張や不安などのストレスがあると、交感神経が活発になり唾液が減少します。そのことによって口臭が発生します。
他人の目を気にする
口臭があっても気にしない人もいれば、過剰に不安になる人もいます。口臭の問題は、口臭の度合いよりも精神的不安が大きいです。ストレス度によって口臭が引き起こされますが、口臭があること自体がストレスになるのです。
→ 口臭が気になる1位!相手の人が手で鼻を触る仕草の真実は?
歯磨きが苦手
口臭の大半は歯磨き不足が原因です。十分に歯磨きができないと歯垢(固まると歯石になる)が残り、虫歯や歯周病になります。また、口腔環境が悪化するため、口臭原因となる舌苔もできます。
生活習慣・食習慣が乱れている
舌苔ができると口臭がひどくなりますが、その舌苔の原因は生活習慣や食習慣の乱れです。偏った食生活や暴飲暴食(お菓子の食べすぎなど)のほか、睡眠不足でも舌苔ができて舌が白くなります。
水分摂取の不足
口臭はドライマウスの人に多いです。その理由は、唾液で洗浄ができないために口内環境が悪化するからです。水を飲むことで口内の洗浄ができたり、唾液の水分量を増やすことになります。
口臭対策おすすめ
日本人が歯磨きする目的の一番は虫歯予防のためです。でも、それに匹敵するほど多い目的が「口臭予防」。それほど、周囲への口臭を気にする人たちが多いのです。
そのためでしょうか。口臭対策グッズや歯磨き粉がたくさん出ていますし、ネットではいろんな口臭対策方法も紹介されています。どれが良いのか迷ってしまいますよね。
→ 口臭が治らない本当の理由!歯磨きしても、うがいをしても…
→ その口臭対策は効果ありますか?口臭の原因を無視しては効果はでません
ここでは、どの方法が良いのか判断できるようにデメリットもお伝えします。
一日の口臭対策
誰でも日常的に起きる「生理的口臭」の場合は、ちょっと工夫するだけで口臭を予防できます。
生理的口臭
- 加齢
- 起床時
- 空腹の時間帯(夕食前に多い)
- 緊張
- 疲労
生理的口臭とは、条件がそろえば誰でも起きる口臭をいいます。人間が生きている限り、口臭はあると考えてください。でも、口臭が強い人といつも口臭がしていない人がいるのは何故でしょう?
口臭がしない人は、口臭をしないように気をつけているからです。
起床時
夜寝る前に歯磨きを忘れたら、朝起きたときに口がねばねばして口臭がしますよね。このように起床時は誰でも口臭が起きるものです。朝、口臭がしないようにするには、就寝前の歯磨きをていねいにする。当たり前ですが、それが一番効果があるのです。
空腹時
お腹がすくと口臭がするようになります。どうしてだと思いますか?
口臭は唾液の分泌が影響します。唾液がたくさん出ている時には、口内がきれいになり口臭がしません。しかし、唾液が止まると口内が乾燥しいっぺんに口臭が発生するようになります。
ですから、食事中は唾液が多量に出ていることで口臭が抑えられているのですが、空腹時にはほとんど唾液が出ていないのです。だから、午後3時~6時の時間帯に口臭が発生しやすいと言われています。
この場合の対策は簡単です。空腹を食べ物で満たすこと。食事ができない時は水でお腹を膨らませてはいかがでしょう。
緊張時
人前で話す前には不安になる、または、会話が盛り上がり興奮する、このような状況になると交感神経が活発になり唾液が出なくなり口臭が発生します。
誰でも一度は緊張した時に口がパサパサに乾いた経験があると思います。でも、その時は口臭も出ているのです。そのようなことにならないためには、緊張している時に水を飲むようにすると良いです。
水を飲むだけで口臭を抑えられるので、緊張する場所に行くときにはペットボトルをご持参されてはいかがでしょう。
疲労時
人は疲れると口臭が起きやすくなります。体が疲労すると免疫が低下し、口内も乾燥します。そのことによって口臭菌が増え口臭が発生するのです。
疲労を解消することが口臭を抑える一番の方法ですので、疲れを感じたら、水を飲む、栄養をとる、そして寝ることです。
ガム・タブレット
一般的に口臭対策といえば、「ガム」と「タブレット」が多いのではないでしょうか。食後のエチケットのために、ガムを噛んだりタブレットをなめる人が多いです。
しかし、本当に口臭対策になっていると思いますか?
本当の所をいうと、ガムやタブレットには消臭効果はありません。では、何故ガムやタブレットが売れるのでしょう。
それは、ガムやタブレットには香料が入っているため、臭いが消されたと感じるからです。この効果をマスキング効果といいます。でも、食べ物の臭いをごまかすには効果はあります。
しかし、マスキング効果で効かない人もいます。それは、元々、口臭が強い人。口臭が強い人がガムやタブレットを口に入れると、二つの臭いが混じり悪臭になるのでご注意下さい。
でも、ガムを噛み続けると唾液分泌が良くなるので、口臭を治すことにつながります。ガムの噛み方については、『ガムは口臭に効果があるか?口臭予防のためのおすすめの噛み方』をご参考にしてください。
舌の運動
舌を動かすだけで口臭対策になる方法をご紹介します。ぜひご参考にしてください。一番簡単にできて効果も一番ある口臭対策かもしれません。
口臭の一番の原因は、ドライマウスだということはご存知かと思います。そのドライマウスになる大きな原因は唾液が出ないことです。ドライマウス対策について詳しくは、『ドライマウスが治った!「駆け込みドクター」で紹介されたドライマウス症の治し方』をご参考にしてください。
ですから、唾液を多量に分泌することができれば、ほとんどの口臭の問題は解決されるでしょう。それほど、唾液を出すことは重要です。
ところが、どれだけ口臭で困っていても、そのために努力をされている方は少ないのが現状です。唾液を出す方法はそれほど難しいことではありません。舌を動かせばいいだけです。
具体的には、口の中で舌をぐるぐる動かす。アチラコチラと舌を動かす。舌を出して唇の周りを舐める。あっかんべ~と思い切り舌を出す。
この舌の運動を一日中、ところ構わず実践すれば唾液が出るようになります。
でも、気を付けてください。普段動かしていない舌を、いきなり動かし無理をすると、舌の筋肉痛を起こすかもしれません。筋トレと同じように、毎日少しずつ運動量を増やすのがコツです。
これほど簡単で効果の出る方法は他にはありません。ぜひお試しください。
食べ物
口の中には細菌が数百種類も存在して、腸内と同じようにフローラ(細菌叢)を形成しています。
健康な状態の口の中は、悪玉菌、善玉菌、日和見菌という細菌たちがバランスよく存在しています。ですが、精神的ストレスが増えたり健康状態が悪くなると、免疫機能が低下し悪玉菌が異常に増えます。
すると、、、舌が真っ白になる。歯ぐきが腫れる。
もちろん、口臭も強くなります。
このようにならないように、普段から乳酸菌などの善玉菌を摂取して予防することが大切です。
乳酸菌・ビフィズス菌・桿菌・酵母など含まれる食べ物には、
- 市販の乳酸菌タブレット
- 漬物
- ヨーグルト
などがあります。これらの食べ物を積極的に摂取することで口内フローラのバランスが整えられ自然と口臭対策が取れます。この方法も食べるだけですので簡単です。
パイナップルで舌苔を取る
口臭全体の8割以上が、舌苔(ぜったい)が原因によるものだといわれています。ですから、口臭を発生しないようにするためには、舌苔(ぜったい)対策が必須です。
舌苔(ぜったい)を除去する方法には、
- 舌ブラシなどで舌磨きを行う
- パイナップルやキウイフルーツを食べる
- 唾液を出す
舌ブラシなどを使い舌苔(ぜったい)を除去するのは一般的な方法ですが、ご存知のように、舌粘膜には細い乳頭がたくさんあるため、舌をゴシゴシと磨くと乳頭が削れて傷つけるので気をつけないといけません。
舌に傷ができると細菌が繁殖し、さらに舌苔(ぜったい)を悪化することにもなるので、お勧めな方法ではありません。
パイナップルやキウイフルーツには、舌苔(ぜったい)のタンパク質分解する酵母が含まれているので、食べただけで舌の苔を取ることができます。でも、その後、舌がピリピリすることも。
それに、ピリピリを我慢したとしても、毎日、パイナップルやキウイフルーツを食べることは難しいかもしれませんね。
唾液には抗菌力があるため、舌苔(ぜったい)を出来ないように予防する効果もあります。だから、唾液を出すことは良いのですが、唾液は意識して簡単に出せるようなものではありません。
こちらの記事「唾液が少ない!ドライマウスの改善と対処法7つ」もご参考にしてください。
歯磨き粉
口臭対策する方法はたくさんあります。しかし、どれだけていねいに歯磨きを行っても、歯磨き粉の選択を間違っていると、効果は上がらないかもしれません。
先ほどもお話しましたが、人によって口臭の原因は異なります。歯周病の人には、歯周病に効く薬用歯磨き粉が良いでしょう。しかし、舌苔(ぜったい)が口臭原因の場合には、添加物が入っている歯磨き粉はおすすめできません。その理由はこうです。
歯磨き粉に含まれている成分の中には、洗剤にも含まれているラウリル硫酸ナトリウムという合成界面活性剤があります。その他にも、発泡剤や香料などどれも刺激の強いものが。
市販の歯磨き粉の成分について詳しくは、『歯医者さんがすすめる歯磨き粉ランキング』をご参考にしてください。
舌が白くなり舌磨きを行うと、舌乳頭が傷つきます。傷ついた舌に洗剤をつけたらどうなりますか?
そんなことをしたら傷が悪化するので、ふつうはしませんよね。ところが、舌磨きのときには、歯磨き粉をつけて磨く方がけっこういらっしゃいます。
引用:舌磨きは歯磨きでやってはダメ。コットンにあるものをつけて磨く方法とは?
歯磨きに歯磨き粉を付けないと物足りなく感じるかもしれません。しかし、口臭予防のためには無添加歯磨き粉を使用するようにしてください。
舌をきれいにする
口臭予防のために舌をきれいにすることは大事です。しかし、舌苔(ぜったい)の除去は、案外と難しいですよね。そのような中でお勧めが、アルカリイオン水を使う「コットン法」です。
美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水は、簡単に汚れを落とすことができます。方法としては、アルカリイオン水で歯みがきを行った後、コットン(市販の綿花)にアルカリイオン水を湿らせ、舌の表面を軽く拭く。これだけです。
この時、コットンの表面で1回、裏面で1回、計2回だけしか拭きません。これ以上拭くと舌を傷つけてしまうので、たとえ、舌がまだ白く残っていてもそのままにしておくのがコツです。
1回の舌磨きで完璧にきれいにしなくても、毎日、続けることで舌のフローラが整っていきます。日にちがかかるかもしれませんが、口内環境が改善されるので本当の口臭対策ができます。
うがい
うがいは口臭予防に効果があります。
喉の左右にある扁桃腺には、大小の穴がいくつもあり、その穴に「臭い玉」と呼ばれる膿栓(のうせん)が出来ることで口臭が発生します。
実際は、膿栓(のうせん)だけではなく、扁桃線から分泌される粘液も臭いことが問題です。
ですから、喉から口臭が発生している場合には、膿栓(のうせん)と粘液が出来ないようにすることが重要です。
始めにご説明したように、膿栓(のうせん)と粘液は喉に細菌が増えることが原因です。そのため、対策としては、喉に細菌が増えないようにすることしかありません。
耳鼻咽喉科で診てもらうと、膿栓(のうせん)の対策には「うがい」を勧められます。ですが、毎日うがい薬を使うことには抵抗があるかもしれませんね。
そんな時、無添加の「アルカリイオン水」を使用すると安心です。アルカリイオン水についてはご存知ない方も多いと思いますが、歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」のことです。
アルカリイオン水のうがい
うがいは口臭予防に効果がありますが、アルカリイオン水を用いるとさらに効果が上がります。
細菌が増えているときには、口内が酸性の環境になっています。そのような時にアルカリイオン水でうがいを行うと中和させることができます。
また、アルカリイオン水は、汚れを浮かす働きがあり洗浄力に優れているため、水でうがいを行うよりも膿栓(のうせん)が取れやすくなります。
膿栓(のうせん)が多く出来ているときには、うがいの度に毎日膿栓(のうせん)が出てきて驚かれるかもしれません。扁桃腺の穴から膿栓(のうせん)が取れた後もうがいで洗浄することによって粘液の分泌が減るので、口臭を抑制できます。
口臭対策の基本
歯磨きケア
口臭対策で一番重要なのは歯磨きです。
口臭が起きる最大の原因は、口腔と喉の環境の悪化です。健康な人の口と喉は、善玉菌が多く悪玉菌が少ない。だから、虫歯や歯周病になっていないし、「えへん、えへん!」ということもない。健康な人は、いつも清潔な口と喉を保っているのです。だから、口臭がしないのは当然ですよね。
じゃあ、口臭がしているということは、口や喉が不清潔な状態なのです。このように言うと叱られるかもしれませんが、歯磨きをしないから口の中が汚いというわけではありません。あなたの歯磨きの仕方が間違っているかもしれないのです。詳しくは、『正しい歯磨き方法と効果的な歯磨きの仕方の違いとは』をご参考にしてください。
先ほどもお話したように、唾液が少ないとか口呼吸が原因で、他人と同じように歯磨きを行っていても、口や喉が汚くなりやすくなっているのです。
そのため、他人と同じように歯磨きをしていては、口臭がしてしまうのです。そうならないためには、歯磨き方法を工夫する必要があるのです。口臭に効果的な歯磨きについては、『正しい歯磨き方法と効果的な歯磨きの仕方の違いとは』をご参考にしてください。
生活習慣の改善
口臭を予防するためには、生活習慣の改善も大切です。
口臭が発生する多くの原因は、ドライマウスによるものです。ドライマウスは、唾液の減少と口呼吸のどちらかが原因となって起こる症状です。
口呼吸を改善する
口呼吸は、幼児期からの癖によってできた習慣です。ですから、トレーニングによって鼻呼吸にすることは可能です。割り箸を口にくわえて鼻で呼吸するトレーニングなどが有名です。
他にも、上下の唇にサージカルテープを張る方法もあります。鼻呼吸を意識することができるので有効かもしれません。寝る前にサージカルテープを張ると、睡眠時の開口を防ぐことができるので口内の乾燥も予防できます。詳しくは、『口呼吸⇒鼻呼吸に変えると口臭が消える!?』をご参考にしてください。
また、歯科に相談すると、鼻呼吸に矯正するためのマウスピースを作成してくれるところもあります。
唾液分泌を促進する
加齢とともに唾液分泌が衰えていくと言われています。その理由は自律神経のバランスが悪くなるからです。
唾液の分泌には自律神経の働きが大きく影響しています。
リラックスしているときには副交感神経が活発になり多量の唾液が分泌されます。反対に緊張や不安などのストレスがかかる時には、交感神経が働き唾液がストップしてしまうのです。このことが大きな問題なのです。
ドライマウスの人は、ストレスが多いといえます。ドライマウスを解消するには、ストレスを軽減することが重要になります。ドライマウス対策について詳しくは、『ドライマウス症の治し方…TV「駆け込みドクター」編』をご参考にしてください。
ストレスを軽減する
意識的に、脳の中で考えていることを変えることは中々困難です。脳で感じている心配や不安を簡単に消すことができれば、ストレスはないかもしれません。
ストレスを軽減するためには、うつなどの感情を変えるのではなく、感情に影響を与える外面から変えることが大事だということが、最近の医学で分かっています。
次にご紹介することを実行することで、ストレスを作っている感情に変化を与えることができます。
- 表情。笑う。顔の筋肉を動かす。
- 声のトーン。明るい声を出す。大きく元気な声を出す。
- 運動する。体を動かす。深呼吸などによって沢山の酸素を吸う。
- 胃腸を活発にする。毎日の食事で繊維質やビフィズス菌などを摂取する。運動やお腹を動かすことで胃腸を活発にする。
うつ状態になっていたら、鏡の前で意識的に笑顔をつくり大きな声で笑ってみてください。本当に可笑しくなり笑ってしまうかもしれません。
過剰にストレスがかかると、身体的に緊張状態が続き短い呼吸になっています。脳が酸欠状態になるので良い考え方などできません。深呼吸や呼吸法を取り入れることで緊張が溶けリラックス状態を取り戻すことができます。
最近になって、胃腸の状態が自律神経に影響を与えることが良く言われているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。胃腸の調子が悪いと口臭や体臭の原因にもなるのでご注意ください。加齢臭がひどいと思っていたら、実は胃腸の状態が良くなかったということもあります。
そして、ほとんどの方の口臭原因になっている舌苔(ぜったい)も、ストレスが影響します。ですから、効果的に口臭対策を行うのならストレス対策も必要かもしれません。詳しくは、『舌苔が取れない原因は、ストレスor免疫力低下!対策はこうする!』をご参考にしてください。
たばことお酒を減らす
アルコールを飲むと口臭がしますが、一時的なものです。だからといって、飲み過ぎや睡眠不足は、翌日に息が臭いなんてことになるかもしれません。大事な人と合うときには、お酒を控えるほうが良いですね。
喫煙の習慣がある人が歯周病になる確率は非喫煙者より高いことは有名ですが、歯周病の治癒率も25%~50%も低いのです。歯周病になると口臭を発生しますので、禁煙することは重要です。
また、喫煙中は口呼吸になっているため、舌が黄色い苔がびっしりと出来、ニコチンの臭いと混じり悪臭を感じることも。舌苔(ぜったい)の対策には、禁煙は必須事項です。詳しくは、『タバコの口臭は想像以上に臭い!4つの臭いを消す方法』をご参考にしてください。
服薬の確認をする
どれだけ口臭対策を行っていても、改善されないケースがあります。その場合に多いのが、現在服用されているお薬です。
薬には副作用があります。口臭対策で問題となる副作用としては、「唾液が減少する」こと。唾液が減れば舌が白くなったり口臭が発生するので問題です。
これからご紹介するのは、「唾液が減少する」副作用のあるお薬です。
- 抗うつ剤
- 降圧剤
- 安定剤
- 睡眠導入剤
もし、これらのお薬を服用されている場合には、掛かり付けのお医者さんにご相談されることをお勧めします。
漢方薬など副作用の少ないお薬に変えていただけると思います。
口臭対策のまとめ
この記事でご紹介したことを実行することで、かなり口臭が予防できると思います。舌を動かす方法は、簡単で効果があります。自宅でも会社でもどこでもできるので行ってみてはいかがでしょう。
でも、それだけではなく口臭の予防と対策で重要なのは毎日の口腔ケア、特に歯磨きとうがいです。毎日の歯みがきと喉のケアを丁寧に行わないと本当の口臭対策が出来ないかもしれません。
口内と喉のケアを効果的に行うには、記事中でもご紹介した歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」のアルカリイオン水をお勧めします。一度、お試しください。
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