口が臭い原因は5つしかない?口臭の原因を詳しく解説します

あなたの口臭原因はこの内のどれかです!

自分の「口臭原因」を知りたいと思っているのではないでしょうか?その理由は、口臭がする原因が分かれば治すことができるからですよね。

ところが、多くの人たちは、ネットで調べて他人と同じ方法で口臭を治そうとします。これでは解決できないかもしれません。その理由は、人によって口臭の原因が違うからです。舌苔を取り除けば治る「口臭」もあれば、舌苔を取っても治らないことがあるのです。

一人一人口臭原因が違えば、治す方法も異なって当然です。だから、あなたの口臭原因が判明すれば、おのずと治し方も決まることでしょう。

口臭を治すために最も重要な「口臭原因」は、大きく分けると、歯周病、舌苔、膿栓、病気、胃の調子の5つしかありません。原因はこれだけなので見つけるのも簡単です。

今回の記事は、これら5つの口臭原因について詳しくお伝えしますので、口臭を治すためのご参考にしてください。

※この記事はオーラルウェルネス歯科医院院長ファストロ滋子医師により監修を受けた記事です。
ファストロ滋子医師による監修記事
オーラルウェルネスクリニックへのお問合せ先 https://oralwellness.jp/

※2019年1月7日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年2月9日に再度公開しました。

5つの口臭原因

口臭の原因は、患者さんによって様々かもしれませんが、大きく分けると原因は5つしかありません。

  1. 歯周病
  2. 舌苔
  3. 膿栓
  4. 病気
  5. 胃の調子

この5つが、直接的に口臭の原因となっています。歯磨き、ストレス、唾液量、などは、直接口臭を発生させているのではなく、口臭に影響を与えている要因と言った方が適切だと思います。

口臭を治すためには、あなたの口臭原因がこれら5つのどれなのかを突き止めることで可能になります。これから、一つずつの口臭の原因について詳しくご説明しますので、ご自分にはどの原因が当てはまるのか探してくださいね。

歯周病

歯科で口臭を相談すると、ほとんどの歯医者さんは「歯周病」を疑います。それほど、歯周病は口臭の原因になっています。

(口臭原因について)口腔で一番考えられるのは歯周病です。過去の研究で歯周病と口臭の間には高い相関性があることが知られています。
引用:日本臨床歯周病学会 口臭原因は?

歯周病になると口臭が出るのは、どうしてだと思いますか?

歯周病の代表的な症状は歯茎が腫れること。これは歯周病菌が発生するガス(硫黄化合物)によって、歯肉に炎症が起きるからです。歯肉炎になると、歯茎が腫れ歯と歯ぐきの間の溝にポケットが出来ます。

これが歯周ポケットです。歯周ポケットが出来ると、ポケット内に、歯周病菌、膿、汚れがたまり腐敗ガスを発生します。これが歯周病による口臭で、血臭いまたは生臭いニオイをしているのが特徴です。

でも、歯周病になる元々の原因は何だと思いますか?

それは、口内の清掃不足です。口内がきれいな環境だと歯周病になることはありません。しかし、歯磨き不足や唾液量が不足していると、細菌が増え不衛生な口腔環境になります。

だから、歯医者さん(または歯科衛生士さん)からは、「ていねいに歯磨きをしてくださいね。」と指導されますよね。

⇒⇒ 歯間ブラシが臭い!その原因と取り方について現役の歯科医が教えます。

舌苔(ぜったい)

口臭がしている時は舌苔を疑え!」というくらい舌苔が口臭の原因になります。日本歯科医師会のHPでも「舌苔」が口臭を発生する原因の6割を占めていると発表されています。引用:テーマパーク8020

舌苔は、舌の上に口内の粘膜がはがれ落ちたモノに細菌が繁殖して出来ます。舌苔が出来ると、舌が白くなり苔が付いたように見えます。食事や喫煙など嗜好品によって、黄色や茶色の舌苔になることもあります。

舌苔には、臭い唾液が浸み込んでいるので、口が乾燥するとガス化し口臭となります。ですから、口臭をしないようにするためには、舌苔を取り除く必要があります。

しかし、舌苔はやっかいで、単純に舌磨きで取れるというものではありません。実際、舌磨きを習慣にしている人の多くが、舌苔が悪化したり慢性化し困っているのです。

⇒⇒ 舌磨きは絶対にしてはいけない!なぜなら口臭をひどくする原因だからです。どうしたらいいかというと・・・

膿栓(のうせん)

膿栓は臭い玉とも呼ばれるほど、口臭の代表的な原因のように思われているかもしれませんが、実は、膿栓など喉からの原因は5%ほどしかありません。

膿栓のほとんどは、口蓋扁桃(こうがいへんとう)に出来ます。

(口蓋扁桃から)、粘液のような免疫物質を常に出して感染防御を行っています。そしてその結果として、白色から茶褐色のネバネバとした免疫副産物ができて痰(場所・形態により膿栓と呼ばれたりする。)のように絡みます。これ自体をもし取り出せば悪臭がします。
引用:ほんだ歯科 口臭バイブル

膿栓は当初できた時は、痰のような粘液です。白血球などの死がいと細菌が混じり膿(うみ)になっているので、膿汁(のうじゅう)と呼ばれることもあります。

膿汁が固まると、乳白色で柔らかくグミのような硬さの膿栓になりますが、大量に膿栓が出来ない限り口臭原因になることはありません。

膿汁(粘液)が喉に付着すると、どぶ臭のような口臭を発生する原因になるので、口臭対策をするのなら、膿汁ができないようにすることが大切です。

膿栓や膿汁は免疫の副産物なので、誰でもできるものですが、蓄膿症やアレルギー性鼻炎の人にできやすいです。その理由は、後鼻漏が喉に付着し喉に細菌が増えることが原因です。

そして、口呼吸やいびきをしている場合には、喉が乾燥し細菌が増えやすくなるため、更に膿栓・膿汁ができやすくなります。

⇒⇒ 臭い玉が喉にできる人とできない人の特徴とは?その違いについて教えます

病気

口臭は、病気のサインですので、身体に異常があると口臭として現れることがあります。病気によって口臭を発生するケースをご紹介します。

この他にも病気が原因で口臭になっていることがありますが、多いのは耳鼻科疾患による口臭です。蓄膿症やアレルギー性鼻炎の場合は要注意です。

また、風邪をひくと熱臭い口臭が出るのは、免疫低下によって舌苔ができることが影響するからです。

胃の調子

口臭は胃の調子に大きく影響されます。その理由は、胃が悪くなると舌苔がよくできるからです。

また、胃の調子が悪くなる時というのは、精神的ストレスがかかっているのではないでしょうか。ストレスが大きくなると、自律神経が乱れ唾液の分泌が減少するため、舌苔ができやすくなります。

ですから、胃の調子が悪いときには口臭が強くなるのですね。

この他にも、暴飲暴食やストレスによって消化不良で腸にガスがたまると、そのガスが肺に流れ呼気となって口臭が出ることもあります。

胃腸からの口臭が気になる場合は「胃腸が弱ると舌が白くなる!口臭がする!対策はこれ!」をご参考にしてください。

口臭予防歯磨き粉「美息美人」

自臭症かもしれない

口臭がしているかどうかは自分では分からないので、「周囲の人の迷惑になっているかもしれない。」と不安になっていませんか?このように考えることは悪いことではありませんが、過剰に不安を抱えると自臭症になることがあるのでご注意ください。

私も口臭がしていた時には、他人が咳をしたりくしゃみをしただけで気になったものです。咳・くしゃみと口臭とは関係性がなくても、一度でも「口が臭い」と言われたことがあれば、そのことがトラウマになるのかもしれません。

ですから、他人が小声で話をしているものなら、「きっと私の口臭がひどいと言っている。」と思っても不思議ではありませんよね。

そんなふうにマイナス思考になると、人と会話する時にも相手の口臭を感じても、自分の口臭のように思ったり。相手の人が鼻を触ったときには、もう大変。「口臭がひどいからだ!」と。

もし、あなたが今このような経験をしているのでしたら、考え方を変える必要があるかもしれません。でも、口臭が少しでもある場合には、不安が残ってしまいます。そのようにならないためには、完全な無臭を目指すべきです。

⇒⇒ 本当に口が臭いのに自臭症と診断された!自臭症の原因と対策

口臭原因の80%が歯周病

 

口臭原因で多いのは歯周病です。口臭がある人に「歯周病ではありませんか?」と質問すると、ほとんどの人が「いいえ、歯周病ではありません。」とか、「歯科で治療をしました。」と答えられます。ほとんどの人は、歯周病といえば、歯ぐきが下がって歯が長く見え、出血があるようないわゆる歯槽膿漏(しそうのうろう)をイメージされているからです。

歯茎下がりについては「歯ぐきが下がり歯が伸びた!痩せた歯ぐきを元に戻す方法」をご参考にしてください。

ところが、歯周病というのは、歯肉炎と歯周炎を指して言います。歯周ポケットが浅い軽度の歯肉炎から、歯を支えている歯根膜に炎症を起こし骨まで吸収される重度の歯周病まで、歯周病の症状は様々です。だから、軽度の歯肉炎程度であれば何も差支えないため、自覚がないのかもしれません。だから、問題なのかも。

歯周ポケットの深さは、健康な歯ぐきの人であれば1ミリ~2ミリ。ところが、歯肉に炎症を起こしている歯周ポケットは3ミリ以上になっています。これは、どういう事かというと、歯肉に炎症が起きると膿が出て、その膿が歯周ポケットの中にたまる。この膿が臭い!

「でも、歯磨きをすれば、きれいになるのでは?」

そのように思うかもしれませんが、歯ブラシで狭い歯周ポケットの中まで完璧に磨くことは不可能なのです。嘘だと思ったら、歯科で歯石除去をしてもらうと分かります。あれほど丁寧に歯磨きをしているのに、いつでも歯石が着いているからです。歯石は歯磨きできれいに落とせなかったプラークが固まったものです。

ですから、歯周病でないと思っていても、歯周ポケットの内にたまった膿が臭っている場合があるということをご理解ください。歯間ブラシを使った時に、血生臭いにおいがしていたら『歯間ブラシが臭い!その原因と取り方について現役の歯科医が教えます。』をご参考にしてください。

生活習慣が口臭に影響する

口臭が起きるのは、一つのことだけが原因になっているわけではありません。口臭がするほとんどのケースで、2つ以上のことが重なっています。

たとえば、膿栓・膿汁ができると困っている患者さんの場合は舌苔ができていることが多いし、歯周病の患者さんは舌苔ができていることが多いのです。

他にも、糖尿病患者さんは歯周病になりやすく、歯周病の人が糖尿病になりやすいというように、糖尿病と歯周病は密接に関係しています。

しかし、このように口臭が起きるのは、生活習慣が大きく影響しているからなのです。

  1. 歯磨き
  2. 食生活
  3. 仕事や家事による疲労
  4. ストレス

ほとんどの口臭は口内の不衛生に原因があります。唾液量や歯並びなど個人差があるかもしれませんが、その場合でも丁寧に歯磨きを行うことで、口内をきれいに保つことができます。

また、食生活の習慣も口臭に影響します。お菓子、ジュース、コンビニ食などが中心になると、口の中に汚れがたまり口臭原因になります。常に繊維の多い野菜を食べると、汚れを落とし口内をきれいにできます。

仕事や家事で常に身体が疲れていると、免疫が低下するため舌苔もできやすくなり口臭がするようになります。

他に、ストレスも口臭原因になります。口臭で困ると、それ自体がストレスとなるかもしれません。そして、ストレスによって口臭が悪化するケースもよくあるので、口臭を予防するためにはストレスをためないことが重要です。

口臭原因になる食べ物

口臭を悪化させる食べ物

食べ物が原因で口臭が起きるものには、ニンニク等があります。ニンニクは食べ物自体の臭いが強いから息も臭くなります。しかし、食べ物自体が臭くなくても口臭原因になるモノがあります。

この記事で口臭の原因についてお伝えしていますが、口臭が発生する多くの原因は舌苔によるものです。この舌苔を悪化させる食べ物が、牛乳などの乳製品だということをご存知でしょうか。

舌苔は細菌が集まってできたものですので、牛乳などの動物性たんぱく質がエサとなります。細菌がタンパク質を分解する時に腐敗臭を発生します。舌苔があるときに牛乳を飲むと、臭いが残るので気をつけてください。

他にも、砂糖が口臭を悪化させる原因になります。その理由は、砂糖を食べると口内が酸性に傾くからです。口臭菌はアルカリに弱く、酸性の環境では活発になります。そのため、お菓子やケーキ、ジュースなど糖分が多い食生活をすると、口臭が出やすくなります。

⇒⇒ 口臭を加速する食べ物、口臭を防ぐ食べ物まとめ

口臭を治す食べ物

結論から申しますと、口臭を治す食べ物というのはありません。しかし、口臭を軽減させる食べ物があるのでご紹介します。

パイナップル・キウイ…これらの果物には、舌苔を溶かすタンパク質分解酵素があるので口臭を軽減する効果があります。
シュガーレスガム…ガムを噛むと唾液分泌を促すので、口臭が減ります。しかし、砂糖入りにガムを噛むと逆効果になるのでご注意ください。

生野菜…繊維質の生野菜を食べると、口内を掃除できます。また、繊維があるとよく噛むため唾液も促進する効果もあります。また、口内もアルカリにできるので口臭予防におすすめの食べ物です。

口臭の治し方

これまでの説明で口臭の原因が5つあったということを理解できたと思います。それでは、口臭の治し方についてご説明します。

  1. 歯科で受診
    始めに重要なことは、歯科で調べてもらうことです。虫歯にしても歯周病にしても、自身で分からないことが多くあります。でも、歯科でレントゲン撮影をするとか、歯周ポケットの深さを調べてもらうと、容易に分かります。
  2. 歯科治療
    虫歯や歯周病が見つかれば、治療を受けることが大事です。歯科治療でも治らない場合は、耳鼻科疾患など他に原因があるかもしれません。その場合は、まずその病気を治すことが大切です。根本的な原因を治療しない限り口臭は克服できないからです。
  3. 定期的に歯科検診
    歯周病は完治しない病気です。治療で一時的に良くなっていても、体調がくずれるとすぐに再発します。ですから、3か月おきに定期健診を受けて様子を観察することが大事。また、歯石も定期的に除去してもらう必要があります。このことによって、歯周病が悪化しないように予防することができます。
  4. 舌のケア
    今まで行ってきた舌磨きは止めないといけません。また、ずっと舌磨きをしていたとしたら、合成界面活性剤や発泡剤のような刺激性の強い添加物が入っている歯磨き粉の使用も控えることが必要です。傷ついた舌にこれらをつかうことは逆効果になり、よけいに舌苔(ぜったい)ができるかもしれないからです。
    どうしても舌の苔を落としたい時には、ブラシに何もつけないで優しく2回撫ぜるだけにします。これ以上、舌をこすると傷が付いてしまいます。
  5. 喉(のど)のケア
    膿栓(のうせん)や膿汁(のうじゅう)ができないようにするには、うがいを行うことが最も効果があります。喉(のど)の細菌や汚れを洗い流すことで、膿栓(のうせん)や膿汁(のうじゅう)が出来にくくなります。
  6. 口と喉(のど)の乾燥を防ぐ 口や喉(のど)が乾燥すると細菌が繁殖しますので、ドライマウス症などで唾液量が少ない場合には、小まめに水を飲んで潤すことが大切です。

これらを行うだけで、かなりの改善効果があるかもしれません。しかし、もっと効果を期待したいのでしたら、これに加え口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」を使うことをお勧めします。

美息美人(びいきびじん)はアルカリイオン水なので、歯磨きだけではなくうがいにも使用できるのが良い所です。その理由は、口臭原因は、口内と喉のすべてにあるからです。

アルカリイオン水は、口臭原因となる喉(のど)、舌、歯周ポケットに容易に入り、細菌や汚れを容易に除去できます。

口臭がひどい場合は⇒⇒ 口臭がドブ臭でもアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・

口臭を予防するためには

これまでの内容で、口臭が治らなかった時の対策が分かったかもしれません。しかし、口臭はじつに厄介です。というのも、口臭が発生する原因は食べかすが付いているからではないのです。

このように言うと語弊がありますが、食べかすが残った程度ではひどい口臭にはならないからです。歯磨きをしないで食べかすを放置すると細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)が歯に付きます。

この歯垢が歯周病や舌苔の原因になり口臭を発生することに。もうお分かりだと思いますが、口臭をしないように予防するためには、口内を清潔に保つことが一番重要なのです。

口内をきれいに維持するために重要なのは、歯磨きだけでは不十分です。時間がたてば、歯磨きで減少した細菌が増殖するからです。これが、口臭が治らない大きな理由です。歯科治療などで一度きれいになった口内環境を維持し、口臭を予防するためには次のことを行ってほしいです。

  1. 時間をかけてていねいに歯磨きを行う。
  2. 朝と就寝前の歯磨き・うがいを習慣にする。
  3. 小まめにうがいを行う。
  4. 小まめに水を飲む。

これらを毎日の習慣にするといいです。そして、歯磨きとうがいに、美息美人(びいきびじん)を使うとより効果的に口臭が予防できます。是非お試しください。

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