
のどに炎症がおきるとヒリヒリしたり、食べ物を飲み込だり会話をするのもおっくう。のどの乾燥を防ぐには、マスクの着用や加湿器の使用によって保湿することが効果的です。
しかし、喉の痛みを和らげ、イガイガや「えへん虫」の咳を治すには、その原因にそった対策が必要です。でも、この喉の荒れと違和感は何が原因で起こるのでしょう。今回は、喉荒れの原因と対策についてお伝えします。
この記事の目次
のどの違和感・痛みの原因
えへん虫で喉がイガイガすると言っても、人によって状態も違えば原因も異なります。ですので、私の体験だけを読まれて原因を決めつけないでくださいね。
喉がイガイガするのはどうしてだと思いますか?
喉にはせん毛が生えています。せん毛は、喉に入ってくる菌やウイルスを肺に侵入させないように働いています。このせん毛のお陰で、風邪やインフルエンザが予防できるのです。
ところが、このせん毛は乾燥に弱く、動きが鈍くなると菌やウイルスに感染し喉がイガイガするようになります。
喉が痛くなるのは、咽頭に炎症が起きることで起きます。だから、対策として殺菌作用があるうがい薬やのどスプレーを使用します。しかし、それでも喉のイガイガが治らないケースが存在するのです。
【喉がイガイガする原因】
- 部屋が乾燥し咳を繰り返すことで喉がイガイガしてくる。
- 部屋の塵を吸い込み炎症を起こし、イガイガする。
- 急激な気温の変化で喉が弱る。
- 塵やほこりのアレルギー。
- 喫煙による喉の炎症。
- カラオケなどで大きな声を出し過ぎた。
- 刺激の強い食べ物の過剰摂取による喉の炎症。
- 逆流性食道炎で喉に炎症ができている。
- ストレスや自律神経の乱れ。
以上が、喉がイガイガする主な原因です。喉の粘膜はデリケートです。そのため、声を出し過ぎたとか、喉が乾燥した程度でも、簡単に炎症を起こします。その炎症によって、喉がイガイガすることに。
喉の炎症
喉粘膜に炎症が起きると、喉が痛くなったりイガイガします。喉に炎症がおきる主な原因は次のようなことからです。
- 細菌・ウイルス(風邪、インフルエンザ)
- 飲酒(アルコール度の強い酒、飲みすぎ)
- のどの酷使(大きな声を出す、カラオケの唄いすぎ)
- 乾燥・寒さ(冬季の室内乾燥でのどが乾く)
- タバコ(過剰喫煙、ニコチン・タールの強いタバコ)
咳
耳鼻科に行ってからも咳が止まらない場合には、次のような原因が考えられます。引用:堀口クリニック
気管支喘息
喘息は子供に多い病気ですが、大人でもかかります。喘息の治療は、発作が起こった時と起こらないように予防する薬を使用します。
喘息息
風邪をひいた後も乾いた咳が続くのが特徴です。きちんと治さずに放置すると喘息に進行することがあります。
アトピー咳嗽(がいそう)
アレルギー性鼻炎や花粉症が影響して喉の違和感や咳が出るようになります。治療はアレルギーの薬や吸入ステロイド薬を使います。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
喫煙が原因となる病気です。咳・痰のほかに、体を動かした時に息切れや息苦しさを生じます。治療はまず禁煙することが大事です。
副鼻腔炎気管支症候群
慢性副鼻腔炎と慢性気管支炎を伴った症状をいいます。
逆流性食道炎
逆流性食道炎の主な症状は胸焼けと呑酸ですが、胃液が喉を刺激し、咳や喉の違和感を生じます。
感染後咳嗽(がいそう)
風邪が治り痰が出なくなった後も乾いた咳が続きます。原因は、ウィルスや肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミジア、百日咳菌の感染によるもので、学校や職場で集団感染することがあります。
喉の違和感
喉の違和感・異物感の症状は、原因によって異なります。
イガイガの他に、腫れやヒリヒリと痛みを感じる場合は、扁桃炎(へんとうえん)など喉に炎症を起こしていることが多い。扁桃炎になると、膿栓や膿汁ができるので強い口臭を発生するようになります。
腫れた感じやイガイガする、ヒリヒリする、痛むといった場合は、扁桃炎(へんとうえん)や咽喉頭炎(いんこうとうえん)、気管支炎――などの初期であることが多いと言えます。
喉に物がつかえる感じ、異物感を感じる場合は、悪性腫瘍ができていることがあるので、常に異物感を感じたら耳鼻科を受診されることが大事です。
つかえる感じや違和感、異物感、圧迫感――などを感じる場合では、声帯ポリープや悪性腫瘍、気管支喘息(ぜんそく)、アレルギーが関連していたり、脳・脳神経の変性疾患や脳腫瘍などにより、喉の感覚異常・運動障害が生ずることもあります。
胃液が食道に逆流する逆流性食道炎の場合も、喉に異常感を感じます。逆流性食道炎の場合は、酸っぱい味やニオイがすることが多いです。異常を感じたらすぐに胃腸科を受診してください。
この他にも、喉に違和感を感じる原因があります。風邪、アレルギー、気管支炎、肺炎、結核などが原因でも、喉のかゆみや咳が出るようになります。咳が止まらない場合は、すぐにお医者さんに診てもらうことをおすすめします。
膿栓
えへん虫で困っている人は多いのですが、その原因について知らない方がほとんどです。「エヘン、エヘン」と咳をするので、痰が詰まるからだと考えていませんか?
痰も混じっているので間違いではありませんが、半分当たりで半分は間違いです。実は、えへん虫の正体は「膿栓」なのです。正確には、膿栓になる前段階の膿汁(のうじゅう)が、喉のイガイガなど違和感の原因になっていることが多いのです。
ですから、えへん虫を解消するためには、うがいで予防することが有効です。おすすめなのは、アルカリイオン水で喉うがいする方法です。詳しくは、こちらをご覧になってください。
膿栓ができる原因
膿栓が出来る原因で多いのは…
1.副鼻腔炎
2.鼻・喉に炎症
3.鼻炎による後鼻漏
4.逆流性食道炎
5.睡眠時の口呼吸で喉が乾燥する
6.唾液の減少で喉が乾燥する(薬の副作用もある)
これらがあることで、膿栓や膿汁ができやすくなるので、その原因となる疾患を改善することが大事です。そして、もう一つ大切なことがあります。それは、膿栓の元となる膿汁の存在です。
たとえ、膿栓を除去しても、膿汁をそのままにしていては膿栓ができます。膿栓は膿汁が固まってできるので、膿汁を除去することが重要です。膿汁 が喉にくっつくと口臭がひどくなるので、「膿栓がないけれど臭い!」ということになるかもしれません。
膿汁については、『のどから出る膿は膿汁という臭い液だった!?膿汁が出なくなる方法とは?』をご参考にしてください。
臭い玉(膿栓)ができる原因について詳しくは、こちらの記事『膿栓、臭い玉が簡単に取れるアルカリイオン水うがいとは?』がご参考になります。
膿汁
ネットで発表されている「喉のイガイガ(えへん虫)」のうち、3分の1は間違っているかもしれません。それは、私の実体験から分かったからです。
その理由について、喉に違和感があった私の経験をもとにお話します。後になって分かったのですが、私のイガイガ(えへん虫)は、膿栓ができていたからだったのです。
喉のイガイガほど辛いものはありません。この辛さは経験した人しか分からないと断言できます。長い間、喉のイガイガ、いわゆる「えへん虫」を病んでいた私(上林)が言うのですから、嘘ではありません。
もし、あなたも喉のえへん虫に悩んでいましたら、チャンスかもしれません。
喉にネバネバした粘液(痰)がくっつくことを経験したことはありませんか?じつは、この「痰」だと思っている粘液は、私が膿汁(のうじゅう)と呼んでいるものです。
「舌の奥3分の1より後ろには、扁桃腺と同じような細胞がぎっしりあって、常に、口から入ってくるゴミやホコリ、細菌を駆除しています。
したがって、その付近は常にネバネバした粘液が出ており、その時の状態に応じて反応しています。よくタバコを吸う人や口呼吸をする人は、常にネバネバしていて、緊張して口を閉じたりすると不快感や自覚的な臭気を感じるでしょう。慢性的な耳鼻科的問題がある場合も、気持ち悪いはずです。」
このように、舌の奥からは、ネバネバした粘液が出ていて 菌をやっつけています。ところが、その死骸が混じった粘液が舌粘膜にくっつきくと舌苔ができることも。
もし、エヘン虫だけではなく、舌の奥に舌苔(ぜったい)ができていたら、粘液(膿汁)が原因かもしれません。その場合は、うがいで喉を清潔にすることが大切です。詳しくは、『取れづらい膿栓が簡単に取ることができる5つの方法とは?』をご参考にしてください。
喉に粘液(痰)がくっつくと、違和感を生じ「えへん虫」がよく出ます。
えへん虫の原因となるこの粘液(痰)は、人の免疫の作用によるものです。喉には扁桃腺があり外部から侵入してくる細菌をやっつけるために、リンパ球や白血球などの免疫物質がでます。
この免疫物質がネバネバしていて、扁桃にあるいくつもの小さな穴から出ます。そして、人によって喉の状態が異なり、細菌が多い人の場合には特に粘液(膿汁)が多量に出来ます。
いびきや唾液不足により喉が乾燥すると、粘液(膿汁)が固まり膿栓(のうせん)になります。膿栓(のうせん)ができると違和感が強くなるかもしれません。私の場合は、膿栓(のうせん)が出来て、えへん虫がはいまわることに。そのため、「えへん!えへん!」と咳が止まらずに苦しんだのです。
膿汁は臭い玉(膿栓)になる
エヘン虫の原因は膿汁(のうじゅう)だと言いましたが、膿汁が固まると臭い玉(膿栓)になります。そして、臭い玉(膿栓)が出来ると、喉に違和感を生じ、エヘンエヘンと咳が出る原因になっている人もいます。
臭い玉(膿栓)は、免疫の働き出来るものなので、普通であればだれでもできるはずです。ところが、ほとんどの人は、「臭い玉」ができないばかりか存在すら知りません。
何故だと思いますか?
耳鼻科のお医者さんがいうように、臭い玉はできないわけではありません。健康な人は臭い玉ができにくいし、たとえ臭い玉ができたとしても、唾液が多量に分泌されてるため食事の時に取れやすいからなのです。
反対に臭い玉が良くできる人は、臭い玉ができた後も、唾液が少ないなどで臭い玉が取れにくい体質かもしれません。
ストレス(心身症)
外的に何も原因がなくても喉がイガイガすることがあります。私の場合も、そういうことが多かったのです。お医者さんにかかっても、原因が分からない。それが心身症による喉のイガイガ。
私の場合は、子供のときから「えへん!えへん!」と言っていたのを覚えています。今となって分かるのですが、よく咳が出たのは、「いびき」をかくことによって、喉に炎症が起きやすい体質だったのです。そのためか、子供の頃は、よく風邪をひいたものです。
しかし、一度、喉にイガイガなど違和感を感じると、喉に意識が集中します。そのことで、益々、えへん虫の存在を感じるようになる。
実は、これが、私のえへん虫の正体だったのです。
ストレスによる自律神経系の乱れから、口内が異常に乾燥して喉まで炎症が及ぶほか、喉に何かがつまっているように感じられ、気に掛けると一層大きくなるようであるものの、食べ物を飲み込むのには全く支障がないといった場合には、「ヒステリー球」といって、喉の一部が緊張して微細に痙攣(けいれん)している状態になることもあります。
喉のえへん虫(イガイガ)の中でも、心身症によるえへん虫(イガイガ)が最も厄介かもしれません。
喉のイガイガする原因の一つはストレスだといわれていますが、何がストレスかもわからないことがあります。自律神経が乱れることで、病気でなくても脳が過剰に反応するようです。詳しくは『喉が重たいのはストレスが原因だった。疲れたらやる喉ケアとは?』をご参考にしてください。
のどの違和感・痛みの対処法
治療
のどが痛い、イガイガする場合には、扁桃炎など喉の病気が疑われます。発熱や腫れがなくても自己判断しないで耳鼻科で診断してもらうことが大切です。
病気や症状によって治療方法や薬も異なります。
喉の痛みを和らげる
イガイガや粘液による「えへん虫」を治すには、その原因にそった対策が必要です。アレルギーや喉に炎症ができている場合には、専門のお医者さんにかかり治療を受けることが大事。それ以外は、自分で努力することで良くなります。次のことを行うことをおすすめします。
- 大きな声を出さないで喉を安静にする
- 水分をとり喉を清潔にする(保湿効果もある)
- 加湿器をつける
- マスクを着ける
- 栄養をとる
- 休養をとる
- ストレスを解消する
- タバコ、アルコールを控える
- 刺激の強い食べ物や飲み物をさける
- 喉にやさしい食事をとる
イガイガが続いていたときに、私も試しました。でも、空気清浄器や加湿器を置いても改善しませんでした。それどころか、きっぱりと禁煙し、毎日、うがい薬を使ってもダメでした。
私のエヘン虫が治らなかった理由は、ストレスと膿栓が原因だったからです。膿栓ができたことで喉がイガイガし、ストレスに。そのストレスからエヘン虫が騒いでいたのです。
薬
喉がイガイガするとか咳がする時には、薬を服用すると速く治せるかもしれません。でも、どの薬がいいのか分からないですよね。そのようなあなたのために、喉のイガイガに効果がある市販薬の選び方をご紹介します。
市販薬には、咳などの症状を抑えるものから、根本原因に作用するものまで種類は様々ありますが、大きく分けると次の二つです。一つは、喉のイガイガを抑えたり咳の症状を軽減するタイプ。症状を抑えるタイプの薬には、痰を切れやすくするとか、呼吸をしやすくするために気管を広げる薬です。そして、もう一つは、脳の中枢に働きかけて咳反射を抑えるタイプの薬です。
薬の成分にコデインリン酸が含まれる場合は、喉のイガイガには良く効くかもしれませんが、喉のイガイガの原因になっている扁桃炎やアレルギー性鼻炎には効きませんので勘違いしないでくださいね。
喉のイガイガや咳を止める効果がある代表的な市販薬について一部ご紹介します。
- アネトン咳止めZシロップ・新ブロン液エース
- エスエスブロン液L・新パブロン咳止め液
- ストナ去痰カプセル
- アスクロン・アストフィリンS
- 麦門冬
- ぺラックT錠
ご自分の症状にあった薬を選ぶには、薬剤師さんにご相談されるのが一番賢い方法だと思います。薬でも治らない場合は、耳鼻科を受診されることをおすすめします。
喉の乾燥を防ぐ
喉のイガイガを治すために大切なのは、「喉が乾燥しないようにする」ことです。喉の乾燥を防ぐ方法をご紹介しますので、是非お試しください。
- 寝るときにマスクをする。
普段は鼻呼吸をしている人でも、睡眠中は開口し口呼吸になっていることがあります。すーすーと口で呼吸をすると喉が乾燥するので、乾かないようにマスクをして寝るのも良いです。 - 加湿器で室内の乾燥を防ぐ。
冬場など乾燥する時期になると、室内が乾くので、喉も乾燥しやすくなります。そのような時期には、加湿器を使用して予防することも大切です。 - 水分を小まめに補給する。
喉を潤すために唾液の分泌が重要な役割を果たしています。ところが、唾液が少ないと、口内や喉が乾燥しやすくなります。ドライマウスが気になる方の場合には、水を飲み口・喉を潤すことをおすすめします。 - 喉うがいを行い、喉を清潔にするとともに潤す。
喉が乾燥すると、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。ですから、小まめに喉うがいを行い予防することが大切です。また、喉うがいをすると、喉を潤す効果もあります。 - 飴を舐める。
飴を舐めると唾液が出やすくなるので、喉を潤す効果が期待できますよね。詳しくはこの後にご説明します。 - 良く寝る。
疲労や寝不足がたまると、体の筋肉を固くするため、喉の周りも固くなり、喉の乾燥につながるかもしれません。体の調子が悪いと感じたら、早目に十分な休養をとることをおすすめします。そのためには、寝るのが一番だと思います。
のど飴
喉がイガイガするとのど飴をなめる人が多いですが、果たしてのど飴には喉のイガイガを抑える効果があるのでしょうか?
率直にお答えすると、お菓子ののど飴やキャンディーには、薬事法でいう「効能・効果」は認められていません。しかし、飴をなめることで唾液が出るので喉を潤すことができます。乾燥しているときには喉はイガイガしますが、喉が唾液で潤うと、多少はイガイガを軽減するかもしれません。しかし、私の経験では、ひどいエヘン虫だったので、のど飴をなめた程度ではイガイガは消えませんでした。
のど飴よりも効果を期待するのであれば、薬局やドラッグストアで販売されている「のどドロップ」や「トローチ」をおすすめします。医薬品であるドロップ剤やトローチには、薬事法でも喉のイガイガに効果があると認められている薬剤が含まれているからです。
この医薬品のドロップやトローチには、次のようなものがあるのでご参考にしてください。
- 南天のど飴
- 龍角散ドロップノドローチ
- ルルメディカルドロップ
- 浅田飴せきどめ
- 浅田飴
- ペラックスイート
ドロップやトローチは症状によって効果が違ってくるので、購入する前には薬剤師さんにご相談されることをおすすめします。
漢方薬
えへん虫になる原因を大きく分けると、二つあります。一つは外的要因によるものです。喫煙習慣やエアコンなど部屋の汚れを放置していると、痰が出るようになります。他にも、風邪をひき免疫力が低下したときにも、咳や痰がでやすくなります。このようなアレルギーが原因の場合は、耳鼻科で診てもらうことが大切です。
それでも、治りにくいえへん虫があります。花粉やハウスダストで鼻アレルギーを起こしている場合のえへん虫は頑固ですが、漢方薬が効くことがあります。
そして、もう一つの原因は、ストレスなどの心理的要因です。先ほどご紹介した精神的な「ヒステリー球」によって喉に異常感が起きる場合です。ヒステリー球のケースの場合、耳鼻科で診断を受けても具体的な処置はなく、「様子をみましょう。」と経過観察になることが多いようです。
ヒステリー球は、過剰にストレスを感じることで脳が「えへん虫がある」と誤解することから起きるため、一般のお薬では効かない。このようなケースでも漢方薬で効くことがあります。
えへん虫は、アレルギーやストレスなど治りにくいかもしれませんが、漢方薬で治ることもあるので、あきらめずに漢方専門のお医者さんにご相談されてはいかがでしょう。
予防方法
喉うがい
喉がイガイガするエヘン虫の原因は、まとめると次の4つによるものです。
- 喉の乾燥
- 風邪などによる喉の炎症
- アレルギー
- ストレスによるヒステリー球
エヘン虫を予防するためには、喉を乾燥させないようにのど飴をなめことも良いことです。そして、風邪やアレルギーなどの治療も必要かもしれません。
しかし、私のように神経性のヒステリー球がエヘン虫の原因になっている場合には、日頃から喉を清潔にしておくことが大切です。
体質的に喉が弱く、少しでも免疫低下になるとエヘン虫が発生しやすい状態になります。そのため、日頃から歯磨きと喉うがいでていねいに口腔ケアを行うように心がけています。
また、寝る前にはコップ1杯の水を飲み水分不足にならないようにもしています。このようにして、エヘン虫が出来る限り出ないように予防しています。
この方法による予防効果としては、何もしない時よりもはるかに「えっへん!」の数が減っているので良いと思います。
「喉うがい」は、エヘン虫予防だけではなく、舌苔、膿栓、口臭予防にもなるので、口臭が気になる場合は小まめにうがいを行うと良いですね
アルカリイオン水うがい
矢印の先に見える白いのが、膿栓(のうせん)です!
8年以上も前のことです。まだ美息美人(びいきびじん)を販売していない開発中のこと。当初、美息美人は普通の歯磨きに使うだけの物として考えていました。
すでに、口臭に効果があることは分かっていましたが、歯磨き効果のほうに意識が向いていたのです。美息美人(びいきびじん)をテストをするために、兄にも使ってもらっていたのですが、ある日、「喉のうがいに使うと、喉がイガイガしなくなり、えへん虫がなくなった。」と教えられたのです。
その言葉を聞き、「もしかしたら、私のえへん虫も治るかもしれない。」と、すぐに私も美息美人(びいきびじん)でガラガラうがいを行なうように。私の予想は的中しました。喉がイガイガしなくなりえへん虫もなくなったのです。
それどころか、咳とともに乳白色のお米のような玉が飛び出てきたのです。臭い玉(膿栓)です。その時には、それが臭い玉(膿栓)ということを知りませんでした。乳白色の米粒のような臭い玉を初めて見た時は不思議でした。
つぶして嗅ぐと、「うっ!臭い!」
調べると、この乳白色の臭い玉が、口臭の原因だということも分かりました。それからです。歯磨き粉のモニターさんにも「口臭が気になるようだったら、うがいをしてみてください。」とお勧めするようにしたのです。
すると、、、私の予想以上に反響が。
「臭い玉が取れた。」、「口臭が軽減した。」と多くの方からの声をいただけたのです。
臭い玉(膿栓)が取れたという方から、「アルカリイオン水でうがいをするようになってから、喉のイガイガがしなくなりました。」との感想もたくさんありました。
もしかしたら、私と同じように、臭い玉(膿栓)が原因で、えへん虫があったのかもしれません。
推測ですが、膿栓(のうせん)が喉にくっついていると、人によって喉がイガイガと感じるのかもしれません。咳をしたときに膿栓(のうせん)が動き、イガイガするのかも。
これは推測ですが、当たっているような気がします。その証拠に膿栓(のうせん)が取れると、イガイガしていたのも無くなるのですから。
2017,4,8追記:最近になって分かったことがあります。えへん虫は、臭い玉(膿栓)と喉の壁に付着している痰のような粘液(膿汁)が原因になっていることが多いのです。膿汁について詳しくは、『喉から出る臭い液は膿汁だった。膿汁が出ない方法とは?』をご参考にしてください。
ですから、臭い玉が取れたあとも、粘液(膿汁)があるとえへん虫が騒ぎます。ところが、美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水で毎日うがいを続けると、粘液(膿汁)ができなくなります。
そのため、「えへん虫」が出ることが少なくなるようです。少なくなるというのは、「えへん虫」は、空気の乾燥や風邪、アレルギーなどチョットしたことでも出てくる虫だからです。
ですから、毎日うがいを行い予防することが大切なのです。
もし、あなたのイガイガが次の症状でしたら、アルカリイオン水のうがいをお試しください。
- 膿栓(のうせん)が出ることがある。
- 喉が乾燥する。
- 口が乾く。
- 舌の奥が真っ白くなっている。
- 口臭が鼻に抜ける感じがする
エヘン虫を予防するには、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」がおすすめです。
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