差し歯が臭いのは口臭菌が取れてないから。重曹に期待しすぎてはいけない!

差し歯からぷんと臭いがする

差し歯が臭い原因は支台歯との不適合!対策はこうする!

差し歯のトラブルで多いのは口臭ではないでしょうか。そして、保険の差し歯が臭くなると、「セラミックにしないといけないのでは?」と考える患者さんが多いです。

保険のレジン歯は樹脂製で臭くなるため、確かにセラミックの方が臭くならないでしょう。しかし、差し歯が臭いと感じる場合は、土台との適合性が悪くなり歯周病になったことが原因です。

歯周病になるとドブのような特有な臭いを発します。ですので、口臭が気になることでしょう。

差し歯には寿命があり、差し歯が取れるようになると臭くなります。ですから、差し歯がよく取れる場合は、新しく作り替えることも必要です。

今回の記事は、差し歯が臭くなる原因と口臭対策のほか、新しく作り替える場合の費用などについても詳しくご説明します。

[PR]治らない口臭をアルカリイオン水うがいで消す方法

※このブログの一部記事は、オーラルウェルネスクリニック院長・
ファストロ滋子医師により監修を受けております。
オーラルウェルネスクリニックへのお問合せ先:https://oralwellness.jp/本サイトの記事に関するお問合せはこちらまでお願いします:123@ueb-a.com

※2019年1月8日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年2月16日に再度公開しました。

差し歯が臭い!

口臭に気づく女性

口臭原因は人によって様々ですが、口臭に困っている人の中でも差し歯に原因がある人が多いです。私のところへも「差し歯が臭いです!どうすれば治りますか?」というご相談がよくあります。

口臭原因については⇒⇒ 口が臭い原因は5つしかない?口臭の原因を詳しく解説します

差し歯による口臭で代表的なご相談をご紹介します。

「現在51歳の主婦です。30年前に入れた差し歯から口臭がするようになり困っています。2年前に入れた差し歯が取れて歯科に行ったのですが、その時はセメントでくっつけてもらい、問題がなかったのでそのままにしていました。

でも、取れた差し歯をくっつけてから、差し歯の部分の歯茎はブヨブヨと腫れた感じです。

差し歯の部分の歯茎を指で押すと臭いがするので、これが口臭原因だと思っています。どうすれば口臭がしないようになるでしょうか?」

もし、あなたも差し歯が臭いのでしたら、このご相談者と共通点があるかもしれませんね。

この方の差し歯が臭くなったのは次の4つが原因でしたが、どこか似ていませんか?

  1. 差し歯が古い(一般的に差し歯は5年ほどで適合しなくなり歯茎との間に隙間ができる)
  2. 保険適用のレジン歯(樹脂製)には臭いが付く
  3. 差し歯が取れ再接着した(差し歯と支台歯が適合していない)
  4. 歯茎が腫れている(歯肉に炎症がある)

差し歯が臭い場合には、これらが原因となっているケースが多いのです。特に、差し歯がすぐ取れる場合は、支台歯と合っていないからです。差し歯が適合していないと歯肉炎の原因になるのでご注意ください。

また、保険の差し歯(レジン歯)の場合は、樹脂で出来ているため、古くなると唾液が樹脂に浸み込み細菌が繁殖し臭いの原因になります。セラミック歯の場合は、保険の差し歯のような心配はありませんが、セラミックでも歯肉炎になる可能性は同じなので、「口臭はしない」などと期待しすぎてはいけません。

差し歯が臭い原因

歯間ブラシで臭う

差し歯が臭くなる原因は、この3つです。

  1. 差し歯と歯茎の隙間に食べかすがたまり、歯根にプラークが付く。
  2. 虫歯になっている。
  3. 歯肉炎になっている。

差し歯を入れた当初は支台歯に人工歯がよく適合しているので、食べかすも詰まりにくく、歯垢も付きにくいでしょう。しかし、差し歯を入れ年数が経過すると、差し歯と支台歯との間にすき間が出来ることがあります。

歯周病ではなくても、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目にネバネバした細菌の塊(歯垢)が残っていれば口臭が発生する場合があります。
引用:大阪大学歯学部附属病院 お口が原因の口臭

隙間が出来ることによって歯垢が付着し歯石ができます。それが原因となり虫歯や歯周病に発展するのです。

歯ぐきとの隙間が臭い

差し歯と歯ぐきの境目

上の写真のように、差し歯を入れている人の歯ぐき部分が黒くなっているのを見たことがあるかもしれません。

このように、差し歯が古くなると、人工歯と支台歯との適合が悪くなり隙間が出来てきます。

この隙間には、食べかすが詰まりやすく歯周病菌などが繁殖しやすい。そのため、歯ぐきが腫れたり出血することも起きます。いわゆる歯肉炎です。

歯肉炎は歯周病の初期ですが、痛みもほとんどなく進行する病気です。そのままにしておくと、歯が長く垂れ下がり抜歯することにもなります。

そこまで進行していなくても、歯肉炎になると歯周ポケットができるため、歯周病菌による膿がたまり口臭が発生します。口臭のなかでも、歯周病菌による口臭が最も強い口臭ですので注意が必要です。

もちろん、歯肉炎になっていたら、自身でニオイを感じるだけではなく周囲にも口臭で迷惑をかけているかもしれません。そのような場合は、『舌苔や口臭をうがいだけで取り除くことができる美息美人とは?』をご参考にしてください。

ブリッジの底が臭い

前歯ブリッジ

差し歯を入れる患者さんの場合は、隣合わせに複数本の歯が虫歯になっているケースが多いです。時には抜歯して前歯が抜けているケースも。

そのようなケースでは、ブリッジを入れます。次の図は奥歯のブリッジです。3本つながったブリッジで、真ん中の歯はダミーといって、歯根部分もありません。

ブリッジのポンティック部汚れ

この図は、奥歯3本のブリッジです。(実際は差し歯ではありませんが、差し歯と呼ぶ人がいます。)真ん中の歯はダミーで、歯も歯根もありません。でも、口にはめるとダミーだということが分からないかもしれませんね。

歯科衛生士の歯磨き指導

差し歯とダミーとの隙間には歯ブラシが入りにくく、磨き残しができるために歯垢がつきやすくなります。そのため、臭くなりやすいのです。

天然歯(自然歯)の場合には歯垢がついても、野菜などの繊維食を食べたときに取れることがありますが、保険の差し歯(樹脂製)のような人工歯には、歯垢が着きやすいです。


だから、差し歯の間を歯間ブラシでこすって嗅ぐと臭いのですが、たいていは、差し歯をいれている部分の歯ぐきが歯肉炎になっている可能性が高いのです。

そのため、差し歯が臭い場合には、歯茎が腫れたり出血していることも。歯茎からの口臭を予防するには『歯茎が臭いそれは歯周病から口臭に発展した証拠。うがいで口臭を消す方法とは?』をご参考にしてください。

[PR]治らない口臭をアルカリイオン水うがいで消す方法

歯肉炎になると、歯周ポケットも深くなり食べかすがたまりやすいだけではなく、歯周病菌や膿(うみ)もたまり、腐敗のスピードが早くなります。

だから、差し歯の歯間を歯間ブラシで磨いてもすぐに臭いというわけです。

歯周病になり臭い

差し歯を入れていると、ていねいに歯磨きをしていても磨き残しができ歯周病になりやすい。歯周病になると口臭が強くなりますが、それはこういう理由からです。

歯周病と口臭

歯周病(歯肉炎)になると、歯周ポケットができ臭い液がたまるようになります。この液に歯周病菌が増殖すると口臭を発生するようになるのです。

虫歯になり臭い

差し歯と歯ぐきの間に隙間ができると、その部分にプラークが付き虫歯になることがあります。

歯垢(プラーク)が臭い

プラークが付くだけでも口臭がしますが、虫歯になると腐敗臭を発生するため更に口臭が強くなります。

差し歯が取れると臭くなる

前歯ブリッジ

差し歯がすぐ取れるようになると口臭の原因になるのでご注意ください。

その理由はこうです。差し歯が取れるのは、支台歯と差し歯が適合していないからです。適合が悪くなると差し歯と歯茎の間にも隙間ができ汚れがたまるようになります。

そのことから歯肉炎になり、歯周ポケットも深くなり臭い膿の汁がたまります。この膿が口臭の原因になるだけではなく、歯周病が進行する原因にもなるので、早目に差し歯をやり替えることが大事です。

この他にも、差し歯が取れた後にそのまま接着すると、根管の中に細菌が入るかもしれません。根管に入った細菌は歯根を突き抜け、歯根膜に炎症を起こしたり歯根の先に膿の袋をつくることになるので、差し歯が取れたからといってそのまま接着するのは良くありません。

差し歯がよく抜けるようになったら要注意です。

差し歯が臭いと作り変えないといけない?

口の中に原因がある病的口臭は、口の清掃に加えて、同じ大学病院内の歯科と連携して歯周治療、むし歯治療、冠の作り直しなど歯科治療を行います。
引用:福岡歯科大学 医科歯科総合病院 口臭クリニック

口臭の中でも、「差し歯」からの口臭で困っている人が多いです。差し歯は前歯にあるため、その部分から臭いがしていると分かりやすいからかもしれません。

また、爪で差し歯と歯茎の間にある隙間の汚れを取り、嗅いだ時に臭いが強いようであれば、口臭がしている可能性が高いでしょう。

このように差し歯からの口臭を感じるようになると、まず歯科に行かれると思います。ところが、診察を受けると、「差し歯を作り変えないとニオイは改善できないかもしれませんね。でも、差し歯をこのままにしていても特に問題ありませんので様子を見ましょう。」といわれることが多いようです。

差し歯から口臭がしていても、歯科的には問題ないかもしれませんが、患者さんにとっては最も治したいところです。ですから、この差し歯からの口臭を改善するための方法について順を追ってご説明しますのでご参考にしてくださればと思います。

しかし、口臭は差し歯だけが原因ではありません。人によって様々な口臭原因があります。だから口臭の治し方もケースによって異なります。詳しくは、『口臭はアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・』をご参考にしてください。

[PR]治らない口臭をアルカリイオン水うがいで消す方法

差し歯は歯磨きが難しい

古い銀歯を外すと臭い

差し歯を入れてから、口臭で困っている方が多いです。どうしてだと思いますか?

差し歯は、前歯が虫歯になった後に入れる補綴物です。奥歯が虫歯になると詰め物や被せを入れますが、前歯が銀歯や金歯になると見栄えが悪くなるので、白いポーセレンやレジンの人工歯を入れます。

このように、差し歯を入れるのは虫歯が原因なわけです。ということは、「歯磨きが十分に出来ていないから」です。

(口臭で)一番多いのは口の中の原因によるものです。歯周病(歯槽膿漏症)や舌苔(ぜったい)、多数の虫歯、不十分な歯磨きなどにより、口の中のいろいろな物質を口の中の細菌が分解して口臭を発生させます。
引用:高知大学医学部附属病院

前歯は、意外と歯磨きが難しい部位です。そのため、虫歯になりやすいのですが、差し歯を入れた後は更に磨き残しが出来、次は歯肉炎(歯周病)になりやすいのです。

そのため、差し歯の部位は磨き残しの臭いに加えて、歯肉炎による強い臭いを発生しやすくなります。差し歯を入れたから虫歯が治ったと安心するのではなく、今まで以上に気を付けて歯磨きを行う必要があります。

差し歯が臭い時の治療

差し歯とは

これが、前歯に入れる差し歯です。

レジン歯

一昔前までは、歯根に穴をあけ、その穴にピンが付いた人工歯を植立する方式の補綴物のことを差し歯といっていました。

差し歯の図
出典:りょうき歯科クリニック 差し歯って何?

前歯の白い人工歯を「差し歯」と呼ぶ人がいますが、現在は上図のような方式に変わっています。

セラミック歯の場合には、人工歯を装着する前に一度ピンが付いた支台歯を立てる。その支台歯に(ポーセレンや硬質レジンの)人工歯を被せるのが一般的です。

でも、ほとんどの方は、保険の差し歯と自費治療のセラミック歯のどちらも、「差し歯」と呼んでいるようです。

また、前歯が虫歯になる人の場合には、虫歯が1本だけではなく複数の歯にも及んでいたり、抜歯して歯が欠損していることも。そのため、前歯の差し歯が「ブリッジ」になっているケースが多いです。

さし歯とはむし歯や外傷によって歯の大部分が失われたときに適用となる人工の歯です。歯根に対して心棒(ポスト)を差し込む形であるためそう呼ばれ、外観に触れる人工歯と歯根に差し込まれる心棒が一体になっています
引用:日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク8020

インプラントは奥歯の差し歯?

基本的には、差し歯は前歯に入れます。奥歯に保険の差し歯を入れることはありません。その理由は、成人男子では奥歯に平均59㎏もの咬合圧がかかるそうです。引用:歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020

だから、保険で作る前歯の差し歯のように歯根に穴をあけ、ピンと一体型の歯では咬合圧に耐えられなくなります。毎日の食事で噛む度に歯根や差し歯に負担がかかり、すぐにだめになってしまうでしょう。

そのため、保険ではブリッジか義歯に。自費診療の場合にはインプラントにすることになります。インプラントは、歯槽骨に穴をあけて植立するので差し歯と似ていますが、歯根にピンを立てる差し歯とは全くことなります。

インプラントにするとよく噛めるようになるので、インプラントを入れようと考えている方が多いです。しかし、インプラントにもデメリットがあります。それは、インプラント歯周炎(歯周病)です。インプラントの上部構造がブリッジなど複雑になれば、ブラッシングが困難になります。そのため、歯周病になりやすいのです。

ですから、インプラントを入れたら今まで以上に歯周病に注意をする必要があります。歯周病について詳しくは、『歯周病をうがいで治す方法とそのやり方について教えます。』をご参考にしてください。

補綴物の寿命

差し歯が取れた高齢者

前歯に差し歯を装着したからといって、そのまま一生もつことはほとんどありません。食事の最中に差し歯が外れたなんていう、経験をした人があるのではないでしょうか。

差し歯を製作した時には支台歯とよく適合していても、日数がたつと、金属が腐食したりセメントが取れたりして、支台歯と差し歯に隙間ができ唾液やばい菌が感染します。ですから、たとえ差し歯が外れないでくっついていても、その時が寿命です。

差し歯の寿命年数は、ケースによって異なりますが、2~3年で外れたり歯肉炎になる場合もあれば、20年以上もつ場合もあります。保険の硬質レジンの寿命平均して7年ぐらいで、保険外のセラミックやジルコニアの寿命は、8~10年だといわれています。

前歯の場合は、人工歯が変色することがあります。

白い部分が陶器のものは変色が少なく、プラスチック(レジン)のものは長年の使用で変色することがあります。
引用:公益社団法人 日本補綴歯科学会

寿命を長く持たすには、前歯で固いものを噛まないようにすることが大事です。たとえセラミックでも、固いおせんべいやスルメイカを噛むと欠けることがあるのでご注意ください。また、差し歯と歯茎の境目のブラッシングケアをていねいにすることで、歯肉炎の予防ができます。

差し歯が取れずにしっかりと支台歯にくっついていても、口臭がすることがあります。口臭がするようになったら、差し歯と支台歯のどこかに問題が起きています。よくあるのが、不適合によって歯垢がたまり口臭がでることです。虫歯や歯周病など問題がなくても、口臭がするようになれば、その時が差し歯の寿命かもしれません。すぐに、歯科で検査を受けられることをおすすめします。

誤解しないで欲しいのですが、寿命があるのは差し歯だけではなく詰め物にもあります。

歯科治療の期間と値段

口臭について医者に相談

差し歯が外れたとか口臭がするようになり、差し歯の作り替えが必要になると、治療期間や値段が心配になるのではないでしょうか。

差し歯の作り替えの場合には、治療から行うことはないため、治療期間は少なく済みます。例外的に二次カリエスになっている場合には、根管治療や根尖治療が必要になります。

一般的には、支台歯を外し根管をキレイに削り、新しく支台歯を立てます。支台歯をそのままにして歯冠だけ作り替えても、後々問題が起きやすいかもしれません。やり替えるのなら、すべてキレイに作り替えることをおすすめします。

順序としては…

  1. 歯冠と支台歯を外す
  2. 根管をキレイに削る
  3. 印象採得、仮歯の製作と装着
  4. 支台歯を構築、仮歯修正と装着
  5. 印象採得
  6. 差し歯の装着

これだけでも、最低5~6回の通院が必要です。ケースによっては、治療が必要だったり、本数やブリッジのケースなどによって治療に要する期間は異なります。

前歯の差し歯の値段は、保険適用の硬質レジン前装冠の場合…5,000円~8,000円。

しかし、保険適用外の場合は、材料などによって大きく異なります。レジンにセラミックを混ぜ合わせたハイブリッドセラミックが、40,000円~120,000円程度。オールセラミックの差し歯は、80,000円~150,000円程度です。

引用:湘南美容歯科 差し歯を使った歯並び矯正の費用はいくら?

差し歯が臭い時の対策

歯垢(プラーク)が臭い

差し歯から口臭が発生する原因で一番多いのは歯肉炎です。差し歯の歯ぐき部分が歯肉炎になるのは、差し歯が合わなくなってるから。そして、ブリッジの場合には、歯磨き残しができるからです。

支台歯に適合していない場合

歯科治療

  1. 歯科でレントゲン撮影などで検査をしてもらい、適合性を診てもらうことが重要です。
  2. 差し歯が古くなっているとか適合していない場合には、治療をして補綴物を作り替えます。
  3. 歯肉炎の治療をしてもらい、その後も定期的に歯石除去をしてもらう。
  4. 歯間ブラシやフロスを使用して、歯間部をより丁寧に清潔にする。詳しくは『歯間ブラシが臭い!その原因と取り方について現役の歯科医が教えます。』をご参考にしてください。

ブリッジの場合

レントゲン検査で歯周病を指摘する医師

ブリッジでも、基本的な臭い対策は差し歯と同じですが、ブリッジの場合には歯根部に過剰負担がかかるため、歯根が割れていることがあります。

歯根にヒビ割れが出来ると、その隙間から細菌が感染するので簡単には治療は出来ません。ヒビ割れの治療をしても、多くは再発の繰り返しになります。最終的に抜することも多いです。

そのためにも、レントゲン撮影で検査してもらうことは大事です。

1本だけの差し歯よりも、ブリッジの方が支台歯への適合も悪くなるのが早いです。ですから、ブリッジから口臭がある場合には、早めに補綴物を作り替えるほうが良いかもしれません。

おすすめの歯磨き粉は?

オススメの歯磨き粉

差し歯が原因で口臭がおきる原因は、大きく次の2つです。

  1. 差し歯と歯茎の間、ブリッジ形態のために、ブラッシングが十分にできない。そのため、磨き残しによって歯垢ができ口臭が起きる。
  2. ブラッシングが上手にできないことから、歯周ポケットができ歯周病になり口臭が発生する。

この二つが口臭原因になるので、歯磨き粉を選ぶ時には歯周病に効果がある薬用歯磨き粉をおすすめします。

歯みがき剤は、歯ブラシと一緒に用いて歯口清掃効果を高めるためのものです。歯口清掃効果だけでなく、むし歯や歯周病の予防・抑制、口臭除去などの効果のある薬用成分を配合している歯みがき剤(医薬部外品)が90%以上あります。
引用:ライオン歯科衛生研究所 歯磨き剤とは

しかし、どの歯磨き粉を使っても歯周病を治すことはできないので。大切なのはていねいに歯磨きを行うことです。。

歯磨き粉の効能書きに記載されているのは、「歯磨きによって口臭を予防できる」ですので、歯磨き粉で口臭を消せると勘違いしてはいけません。

重曹で臭いを消す

舌苔は重曹で取れない

差し歯が臭くなり重曹を使っている人がおられます。重曹は正式には「炭酸水素ナトリウム」と言い、重曹は弱アルカリ性のため、口内環境が酸性に傾き口臭がしている時に中和させる効果があります。

そのため、ネットで「口臭予防」や「口臭対策」と検索すると「重曹」が出てきます。また、歯医者さんでも、口臭予防や虫歯予防に重曹水でのうがいや歯磨きを勧める先生がおられるようですね。

しかし、重曹に期待し過ぎないことが大事です。弱アルカリの重曹を使うと、多少は口臭予防に効果があるかもしれませんが、初めから申し上げているように、差し歯が臭くなる原因は歯周病によるものです。

ですから、差し歯による臭いを消すためには、歯周病を治すこと、そして、口内細菌をやっつけないと本当の効果を得ることはできません。

差し歯の臭いを消す方法

歯間をワンタフトブラシで掃除

ワンタフトブラシを使用する

私の場合には、歯医者さんで調べてもらうと、軽度の歯肉炎ということが分かったので、定期的に歯石除去とクリーニングをしてもらっていました。でも、それだけでは、依然として口臭はなくならなかったのです。

口臭が消えなかったのは、磨き残しがあったからです。ていねいに歯磨きしていても、歯と歯ぐきの境や歯間部分はきれいに磨けないのです。

それで、歯間ブラシを使うだけではなく、ワンタフトブラシを使用するようにしたのです。

磨き残しをワンタフトブラシで磨く

正しい歯間ブラシの使用方法については、『正しい歯間ブラシを使った歯の隙間の磨き方とは?臭いと出血を抑えます』をご参考にしてください。

歯間ブラシは名前のとおり、歯と歯の間の清掃には適しています。しかし、歯と歯茎の境目の歯周ポケットにたまる汚れを取ることができません。

そのような時でも、ワンタフトブラシは、毛先が1本に束ねられているので、差し歯と歯ぐきの境目の溝を掃除しやすい。使ってみると、歯と歯ぐきの境目がスッキリするので、効果が一目瞭然です。

歯肉炎が治った大きな理由は、このワンタフトブラシをつかうようになったからです。

ワンタフトブラシはこれです。

ワンタフトブラシで隣接面を磨く
出典:Amazon エビス プロフィッツワンタフトブラシ

アルカリイオン水の歯磨きを使用する

でも、歯ぐきの臭いが改善できた理由は、ワンタフトブラシを使ったからだけではありません。
歯肉炎と口臭を解決したもっと大きな理由は、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」を使ったからです。

美息美人(びいきびじん)は、アルカリイオン水の歯磨き粉なので、差し歯の狭い隙間の汚れを落としやすい。それだけではなく、歯周病菌の予防にも効果があることが分かっています。

じつは、私の場合には、差し歯だけではなく、奥歯のブリッジの底部分の歯間も差し歯と同じように臭かったのです。

口臭が治らない女性

ところが、その部分もワンタフトブラシで磨くことによって臭わなくなったのです。

でも、美息美人(びいきびじん)を2~3日使わないと、歯間ブラシがすぐに臭くなりました。差し歯やブリッジがある場合は手を抜くとだめですね。

そんなこともあって、現在は真面目にケアを行うようにしています。そのため今では口臭がすることはありません。

もし、あなたも差し歯やブリッジを入れていて歯間が臭いとお困りでしたら、この実証済みの方法をおすすめします。

[PR]治らない口臭を美息美人のアルカリイオン水うがいを使って消す方法

【参照リンク・参考文献】
日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク8020
日本口臭学会 口臭と口臭症に関連する用語
日本口臭学会誌 口臭への対応と口臭治療の指針2014
日本口腔ケア学会
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会

12,000人が実践する"口臭対策"ネット

  • このエントリをはてなブックマークに追加する