舌に歯型が付くのは口臭がひどくなる証拠。舌苔を防ぐ方法と対処法とは?

舌にデコボコの歯型ができた

舌の状態で病気がわかる!舌の改善はこうする!

舌にでこぼこと歯型がついている!」、「舌が白くなっている!」、「舌がパサパサに乾いている!」、「舌が痛い!」…など舌に異常があると不安になりますよね。

舌は内臓の鏡といわれ、健康状態が舌に現れます。ですから、舌を観察することによって、現在の健康状態を診断することができます。

健康状態が良くないと舌が白くなりますが、舌に歯型がつく「低位舌(ていいぜつ)」も舌苔の原因になるのです。

今回の記事は、舌が白くなる舌苔ができる原因と、歯型の治し方についてお伝えします。是非ご参考にしてください。

※このブログの一部記事は、オーラルウェルネスクリニック院長・
ファストロ滋子医師により監修を受けております。
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※2019年1月10日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年2月20日に再度公開しました。

舌を見れば病気が分かる

舌の口内炎の診察

舌は胃腸とつながっている臓器ですので、内臓の状態が舌によく現れます。東洋医学では、「舌診(ぜつしん)」によって患者さんが「健康状態はどうだろう?」と病気を診断します。

口腔は,消化器疾患,皮膚疾患などが現われやすい部位で,医の東西を問わず全身疾患の診断に重要 視されてきた。
引用:北里大学東洋医学総合研究所 医史学研究部 日本における舌診思想の一考察

健康な人の舌

健康な人の舌は、赤ちゃんの舌のようです。舌診を行うときは、赤ちゃんの舌を基準にすると良いでしょう。

健康な状態の舌は、淡い紅色、白い舌苔(ぜったい)が薄く膜を張っている、歯型がなく、適度な大きさ、舌に潤いがあります。

病気の人の舌

病気で発熱すると、舌の色が紅色になり、ひび割れができる、白い舌苔から黄色になります。

体に熱があると紅色になり、ひび割れ、苔も黄色や褐色になります。また、体が冷えて血液循環が悪いと青紫の斑点が出現したり、舌下の静脈が腫れたりします。さらに、舌のどの部分に異常が生じるかによって、どの臓腑(内臓)が病んでいるかも判断できます。
引用:大阪大学歯学部附属病院 舌を眺めてみませんか?‐舌による健康チェック

身体に熱がこもると舌が乾燥します。健康状態のときは、舌が唾液で潤っています。

舌の乾湿については、「乾=熱、湿=冷え」というとらえ方があります。
引用:千葉大学大学院医学研究班・医学部 舌診研究班

舌に歯型は病気?

普段は、舌に歯型がついてても気が付かないものですが、ある日突然、舌のふちにでこぼこしている歯型が付いているのを見つけてしまうと、「舌の病気だろうか?」と、気になるかもしれませんね。

舌に歯型が付く原因は様々ですが、低位舌が原因になり舌に歯型が付いている場合は、健康に問題が起こることがあります。それは、睡眠時無呼吸症候群と舌苔(ぜったい)です。

低位舌(ていいぜつ)

舌に歯型がつく原因に低位舌があります。

低位舌とは舌が上顎の粘膜(口蓋といいます)から離れて舌足らずの状態です。上顎が狭くて舌が届かないと か、舌下のすじが短いとかの構造的な原因と口呼吸や喫煙などによる機能的な原因があります。

口を閉じた状態で 舌が上顎に張り付いていますか?もし張り付いてなければ、あなたは低位舌です。

引用:日本歯科大学 新潟病院 睡眠時無呼吸症候群をとりまく病気

睡眠時無呼吸症候群は、寝ているときに呼吸ができなくなる病気です。そのため、命に関わるかもしれない怖い病気なのですが、睡眠障害も起こすという厄介な病気です。

舌苔(ぜったい)

低位舌(ていいぜつ)が原因で舌に歯型が付いている場合には、舌苔ができ舌が白くなるケースが多いです。それは、低位舌の場合には、口呼吸になるからです。でも、舌が白くなったからといって舌磨きをしない方がいいです。

⇒⇒舌磨きは絶対にしてはいけない!なぜなら口臭をひどくする原因だからです。どうしたらいいかというと・・・

舌苔ができる13の原因

歯型が付いていると舌が白くなるというのは、本当なのでしょうか?

そのことを証明する一例をお見せします。あなたの歯型はこんな感じですか? 舌は白くなっていますか?(又は黄色くなっていませんか?)

舌の歯型

今すぐ、鏡で舌を確認してみてください。舌の縁にでこぼこと歯型がついていませんか?

そして、、舌が白い!

舌苔ができる原因はいろいろありますが、舌の歯型と舌苔には大きな関係性があるのです。

【舌苔の原因】

  1. ドライマウス(口呼吸。唾液の分泌が少ない。)
  2. 水分摂取が少ない。
  3. 柔らかい食べ物を良く食べる。(菓子やハンバーグなど)
  4. 歯磨きをていねいにしない。(就寝前に歯磨きをしないなど)
  5. 話をすることが少ない。
  6. 舌背に溝ができている。
  7. 舌乳頭が異常に長い。
  8. 食べ過ぎ、飲み過ぎが多い。(喫煙や飲酒も含む)
  9. 不安やイライラなどストレスが多い。
  10. 運動することが少ない
  11. 加齢で内臓が弱ってきている。
  12. 降圧剤、睡眠誘導剤などの薬の副作用。
  13. 内科疾患。

舌苔の原因について詳しくは『舌が白い人は舌苔です。舌苔を取り除く7つの方法とは?』をご参考にしてください。

舌に歯型がつく原因

舌に歯型がつく原因で多いのは、「低位舌(ていいぜつ)」だといわれています。NHKの番組「ガッテン」の中でも説明されていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

低位舌は高齢者に多いのですが、若い人でも舌の筋肉の衰えからなる人が増えているようです。舌筋がおとろえる原因は、加工食品をよく食べるからです。加工食品は噛まなくても食べられるために、顎や舌の筋肉がおとろえてしまうのです。

そのため、舌が下がり舌の縁に歯が当たる、そして、歯型が付くのですね。歯型が付く原因は低位舌の他にもあるので、ご紹介します。

食いしばり・歯ぎしり

食いしばる

睡眠中、無意識に食いしばりや歯ぎしりをすることがあります。その時、舌が歯に押し付けられ舌に歯型が付きます。この場合、頬の内側にも歯型が付くことがあります。歯を無意識に強く噛むことで舌に歯型がつきます。

対策としては、就寝中にマウスピースを装着すると良いでしょう。マウスピースは歯科で作ってもらえます。

舌のむくみ

冷え性、消化機能の低下、水分の取りすぎにより、舌がむくむことがあります。舌がむくむと、舌に歯が当たることから歯型がつきます。

対処法としては、塩分を控える、喫煙や飲酒を控える、運動する、お風呂でからだを温めるといったことが必要かもしれません。

歯並びが悪い

あごの発達が悪い場合には、歯並びの幅がせまくなるため、舌に歯が当たり歯型がつきます。

舌が大きい

先天的に舌が大きいケースがあります。舌が大きいと歯に当たるため、歯型が付きやすくなります。その場合は、口腔外科のある病院で手術することが必要になるかもしれません。まずは、病院にご相談ください。

肥満が原因で舌が大きくなることもあります。その場合はダイエットも大切。

低位舌から起きる問題

歯型がついてデコボコ状になっている舌のことを専門的には、低位舌(ていいぜつ)といいます。本来、舌の位置は上顎の歯と歯ぐきの境目付近にあるのですが、低位舌の舌は下顎の歯に付いているのが大きな特徴です。

出典:NHKガッテン 舌を見て100%危ない病気を見抜く法

舌は口腔内いっぱいに収まっているのが正常な状態ですが、加齢などにより舌の筋力が衰えると舌がだら~と下部に垂れてしまうのです。そのため、口臭など様々な問題が起きてきます。

口臭がひどくなる

低位舌(ていいぜつ)になると舌が白くなります。これは、低位舌の影響によって口腔乾燥を起こすからです。舌の白い舌苔(ぜったい)は、口内の汚れと口臭菌が集まってできたものです。

ですから、舌苔が多くなると口臭がひどくなります。

口臭を予防するためには、舌苔ができないようにすることは大大切です。口臭の予防と対策については『口臭はアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・』をご参考にしてください。

睡眠時無呼吸症候群になる

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舌が下がると、空気の通り道である気管が圧迫されて狭くなり苦しくなります。低位舌の人は、睡眠時無呼吸症候群になりやすいです。気道が狭くなるので充分に息が吸えなくなります。

舌苔ができる

低位舌の人は、自然と口呼吸になります。いびきや口呼吸によって喉(のど)や口が乾燥するために、舌や喉の細菌が増えます。そのため、舌苔(ぜったい)が出来るのです。

膿栓・膿汁の原因になる

喉に細菌が増えることによって、臭い膿汁(のうじゅう)や膿栓(のうせん)が出来るようになります。

膿栓

の結果…喉から口臭が発生する!

⇒⇒ 膿栓、臭い玉が簡単に取れるアルカリイオン水うがいとは?

歯型から舌がんになる

舌の同じ部分に歯が当たる癖があると、その刺激から口内炎や舌がんになりやすいといわれています。舌の歯型と舌がんは直接的には関係しないのですが、舌の同じところに歯が触れることで癌になるリスクが高まります。

口内炎と舌がんの違いについては、『舌にガンができた?それとも口内炎?見分ける方法と注意点とは?』をご参考にしてください。

舌に歯型がつかないようにする方法

舌に歯型をつかないようにするには、舌の筋肉を鍛えることで改善できます。今からご紹介する方法の中で一番合った方法を取り入れてみてください。

あっかんべー法

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1、「あっかんべ~」と、舌を出してから、「あ~あ~」と声を出します。これだけでも、舌が引っ張られるので、舌の奥の筋肉に痛みを感じます。

2、舌を上唇をなめるようにして思い切り出します。この時も「あ~あ~」と声を出します。舌の裏の筋肉が引っ張られる感じです。

舌の体操

3、舌を出したまま、唇の右側につけます。そして、「え~え~」と声を出します。視線は反対側の左上を見るようにします。右側の舌と頬の筋肉が引っ張られます。

4、同じようにして、左側の舌と頬も引っ張ります。これだけです。トレーニングの回数は、適当で大丈夫です。

あいうべ体操

「あ~」、「い~」、「う~」と声を出しながら大きく口を動かし、最後に「べ~」と舌を突き出す運動が低位舌の改善に有効です。
一回に5回ずつ、一日に何度か行うと良いです。

舌を上顎に付けるトレーニング

舌を強制的に上顎に付けるトレーニングも良いです。この方法なら、いつでもどこでも出来るかもしれません。

はじめて低位舌のトレーニングを行うと、すぐに舌に痛みを感じます。舌に痛みを感じたらすぐにやめるようにしてください。無理に行うと、舌の筋肉痛になります。毎日この方法でトレーニングすると、舌に筋肉がつき歯型も消滅していきます。

そして、唾液腺も刺激されるのでドライマウスの予防にもなります。是非お試しください。※効果には個人差があります。

抱枕を抱いて睡眠をとる

抱き枕

口呼吸の人の場合には、熟睡ができず睡眠障害を起こすことがあります。これを改善するためには、横向きに寝ると気道が確保されるので口呼吸をしなくなります。

普段、上向きに寝る習慣が付いている場合には、抱枕を抱いて寝るようにすると改善できます。

他にも、固くない低い枕を使うことで気道を確保しやすくなります。また、少し固い枕を首に入れて寝ることで気道を確保する方法もあります。気道を確保する方法は色々ありますが、一番ご自身に合った方法で良く寝られる方法が良いでしょう。

口臭対策方法

口の菌

歯型がなおっても舌が白いままであったり、口臭が続く場合があります。どうしてなのか分かりますか?詳しくは『「口臭がひどい」と言われた人に読んでほしい口臭原因5つとは?』をご参考にしてください。

舌苔(ぜったい)が改善できない場合には、ストレス、胃腸の調子、薬の副作用などが原因になっていることがあります。このように、舌が白くなる原因が分かっていても、改善が困難なことがあります。
だからといって、舌苔を改善することをあきらめる必要もありません。その場合には、「舌苔や口臭をうがいだけで取り除くことができる美息美人とは?」をご参考にしてください。

舌苔の対策方法

舌苔が出来ると見た目が悪いだけではなく口臭の原因になります。口臭原因の6割は舌苔だとも言われているので、口臭をなくすためには舌苔の予防が大事です。

舌苔を取ることが出来れば、口内の悪玉菌が減り歯周病になるリスクが減ります。また、舌がんや誤嚥性肺炎の予防にもなるので、舌をきれいにすることは、健康を維持するためにも大切です。

舌苔の取り方

舌苔の取り方と言えば、舌ブラシで舌苔を除去する方法をイメージするかもしれませんが、舌磨きでは舌苔を完全に除去できません。

すべての舌苔を取り除こうと舌磨きを行うと、舌乳頭が毛羽立ち余計に舌苔が目立つことになります。それに、舌磨きを習慣にすると舌粘膜を傷付け、かえって舌苔を悪化させるのでおやめになってください。

舌苔の取り方としては、次のようにすると良いです。

  1. 今までの舌磨き方法をやめる。
  2. 舌の保湿ジェル(舌磨きジェルなど)を指で舌に塗りこみ、そのまま10秒ほど放置する。(※美息美人で歯磨きを行っている場合は、舌苔がふやけるので舌ジェルは必要ありません。)
  3. きれいな舌ブラシを使用して、舌の奥から優しくなぜる。
  4. 舌磨きは、2回以上は磨かない。舌苔が残っていても無理に取らないこと。

舌磨きは2回以上磨くと、磨き過ぎになります。完璧なまでに舌苔を取ろうとする人がいますが、このやり方が舌苔を悪化させる原因になるのでご注意ください。

舌苔の予防法

舌をきれいにした後も、舌苔が出来ないようにすることが重要です。そのためには、舌苔が出来る原因を理解しておかないといけません。

舌苔は健康状態を表すサインです。ですから、不健康な時に舌苔ができます。反対に健康な時には舌苔はできないものです。ただし、健康な人でも、妊婦、生理中の女性、高齢者、ストレス、寝不足、暴飲暴食、疲労、風邪、などが影響し舌苔ができます。

舌苔を予防するためには、生活習慣や食習慣を見直して健康な体を作る事が大切です。健康であれば、舌苔ができても直ぐ元に戻ります。

そして、舌苔の予防でもう一つ大切なのは、口内環境をきれいに保つことです。ばい菌が多いと舌苔が出来やすいからです。

効果的に舌苔を予防するためには、歯磨きやうがいをていねいに行い、小まめに水を飲むなどして、常に口内を清潔に保つことをおすすめします。

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