舌が白い!舌苔の取れない理由は6つあった。その解決策とは?

舌の白い(舌苔)が取れない

舌苔が取れない原因と対策

舌が白くなるのは舌苔ができるからですが、舌苔があると口臭が強くなります。そのため、舌ブラシやマウスウォッシュを使用されたかもしれませんが、「舌苔が取れない(治らない)」ことがあります。

舌苔が取れない原因は、人によって違います。ですから、他人と同じ方法で舌苔を取ろうとしても取れないことがあります。舌苔が取れない原因としては次のようなことが多いです。

  1. 胃腸の不調(神経性胃腸炎、悪い食習慣)
  2. 免疫の低下(疲労、ストレス、睡眠不足)
  3. 病気(不健康な生活)
  4. ドライマウス(唾液量の不足、睡眠時の口呼吸)
  5. 薬の副作用(降圧剤、安定剤、睡眠誘導剤など)
  6. 口腔環境の悪化(舌苔、歯周病、歯磨き不足、舌磨きのし過ぎ

この他にも稀ですが、舌苔が取れない原因に唾液が出ない難病の「シェーグレン症候群」や、口内にカンジダ(カビ)を増殖させてしまう「小麦粉アレルギー(グルテン過敏症)などもあります。

この記事中で当てはまる事があれば、その項目を改善することが大事です。しかし、舌苔を取るためには、それ以上に重要なことがあります。

それは、口の中をきれいにすることです口内環境が改善されると、サラサラ唾液が多量に分泌されるので舌苔がなくなります。そして、口臭がなくなります。

今回の記事は、舌苔が取れない原因と対策についてです。舌苔が治らないとお困りでしたら是非ご参考にしてください。

美息美人で口臭対策したお客様の声1.000件

※このブログの一部記事は、オーラルウェルネスクリニック院長・
ファストロ滋子医師により監修を受けております。
オーラルウェルネスクリニックへのお問合せ先:https://oralwellness.jp/
本サイトの記事に関するお問合せはこちらまでお願いします:123@ueb-a.com

※2019年1月10日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年8月8日に再度公開しました。

舌が白い

舌が白いのは舌苔

ベロ(舌)が白くなっている部分を舌苔(ぜったい)といいます。

舌の奥に舌苔ができてベロが白い

舌苔(ぜったい)ができるのは、図のようにベロの奥にできることが多いです。
舌の奥が白くなるのが舌苔の特徴ですが、喉からネバネバした膿汁(のうじゅう)が出ていると、舌の奥に舌苔ができやすいです。

膿汁で喉の奥がネバネバする

「舌が白い」といっても個人差があり、次のように舌全体が白くなっている人もいます。

ベロ全体が白いケース

舌が白いと口臭が起きる

口臭を消したい女の子

舌苔が出来ると、舌が真っ白くなり見た目も悪くなりますが、一番の問題は口臭かもしれません。歯科大学や歯科業界などいろんな分野のデータでも、「口臭原因の6割を舌苔が関係している」と発表されています。

舌苔は最大の口臭源で、口臭の6割が舌苔から発生します。

引用:日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク8020

口臭を改善するためには舌苔を除去しないといけません。ところが、舌苔は実に厄介です。

その理由は、舌苔ができる原因は人によって違うからです。唾液の分泌、口呼吸、ストレス、体調、舌や口腔状態、など個人差が舌苔に影響するからです。

舌苔ができる原因について詳しくは、「舌苔を除去する方法はどれが一番効果があるか調べてみて分かった!(舌苔ができる原因)」をご参考にしてください。

そのため、舌磨きをしても舌苔が治らな場合が多いのが現状です。そのような頑固な舌苔には、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」がおすすめです。

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舌が白いのは病気ではない

舌が白くなる原因の「舌苔(ぜったい)」自体は、病気ではありません。疲労、暴飲暴食、寝不足のほか体調不良から免疫が低下したときに舌苔ができます。

このような場合は、休養をして免疫を上げると元の舌の戻ります。

何科に行けばいい?

舌が白くなったからといって、あわてて病院にかかる必要はありません。ただし、痛い、熱がある、急に真っ白くなったなど異常がある場合は、すぐに病院(内科や歯科)に行ってください。

耳鼻科疾患や内科疾患がある場合は、慢性的に舌が白くなります。慢性的に舌が白い場合は、一度、健康診断を受けられてはいかがでしょう。疾患が見つかるかもしれません。

舌がまだらに白い

地図状舌

舌が白いのがまだらになっている症状を地図状舌といいます。原因ははっきりとは分かっていませんが、びっしり舌苔ができた時に過剰な舌磨きを行うと、舌苔がはがれ落ちまだらになることがあります。

舌に生えた白い苔が何らかの原因で部分的に取れ、赤い地肌が地図状に見える状態です。これは良性のもので、2歳以上の正常な子どもで約1~6%ほど見られます。急性の熱性疾患でも見られます。
引用:日本口腔外科学会 口腔外科相談室 舌がただれる

舌にブツブツがある

舌のブツブツ

「舌にブツブツがあるけれど、これは何ですか?」と質問を受けることがよくあります。

舌粘膜には、糸状乳頭のほかに、有郭乳頭、茸状乳頭、葉状乳頭という突起があります。これは、誰にでもあるものですが、舌が白くなると、少し大きい乳頭突起が目立つようになります。

特に、舌の先にある茸状乳頭と舌の奥の有郭乳頭が目立ちます。でも、ブツブツがあまりにも大きな場合は、病気のこともあるので、一人で悩まずに診察を受けるようにしてくださいね。

舌が白くなる原因

次にあげるのは、一般的によくある舌が白くなる原因です。

  • 極度の不安症
  • ストレスを受けやすい性格
  • 過剰な舌磨きの習慣
  • 不健康な生活習慣
  • 薬の副作用によって唾液が減っている
  • 病気(糖尿病などの疾患)
  • 体調が悪く免疫力が低下している
  • 喉に膿汁が付いている
  • アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まり口呼吸になっている
  • 睡眠時の口呼吸(いびきや開口)

もし、これらの要因が当てはまるようであれば、その改善を行うことが大事です。

舌苔(ぜったい)で舌が白くなる

舌の汚れの図

舌苔を取るためには、舌苔が何からできているか?そして、その舌苔がどのようにして出来るのか?を知らないといけません。

舌苔は何からできていると思いますか?次のようなものからできています。

  • 食べ物カス
  • はく離した細胞
  • 白血球
  • 唾液
  • 細菌

口内の汚れに細菌が集まってできたものです。たんぱく質の汚れを細菌が分解発酵させて臭いを産生します。

だから、舌苔は臭いのです。このことが、舌苔があると口臭が発生する理由なのです。

舌苔ができる原因(口臭)

このように、舌苔(ぜったい)は見た目もよくありませんが、口臭の大きな原因にもなっています。

舌苔(ぜったい)からの口臭は、口臭全体の7割を占めるともいわれるほど、ほとんどの人が舌苔からの口臭で悩んでいます。ですから、口臭をなくすためには、舌苔(ぜったい)を治さないとだめなのです。

舌から臭いがする場合の対策については、「舌が臭い、口臭がするそれは舌苔が原因です。舌苔を取り除く方法とは?」をご参考にしてください。

舌苔から口臭が出る

舌が白くなると舌が臭くなり口臭がします。舌が臭いのは、舌苔(ぜったい)が出来ているからです。

唾液から口臭ガスる図

舌苔は、口中の汚れに細菌が集まりプラークを形成してできます。この時、細菌がたんぱく質を分解して腐敗臭を発生するのが口臭となります。

細菌が作るVSC(揮発性有機化合物)は唾液に溶け込み、舌乳頭の間にたまります。舌苔から卵が腐った臭いや腐敗臭がするのは、そのためです。

だから、舌苔があると、舌が臭くなり口臭も強くなります。ですから、口臭を消すためには、舌苔を除去する必要があります。

舌の臭いについて詳しくは「舌が臭い、口臭がするそれは舌苔が原因です。舌苔を取り除く方法とは?」をご参考にしてください。

体調が悪い

風邪や寝不足などで一時的に舌が白くなった場合には、健康になれば舌はきれいに戻ります。

ところが、舌苔ができる原因は様々で、簡単には治らないことがあります。あなたも、舌苔をできないようにするために色んな努力をされたにもかかわらず、舌苔が治らなかったのではないでしょうか。

この治らない厄介な舌苔の原因についてご説明したいと思います。

ストレスが原因

小麦粉アレルギー(グルテン過敏症・不耐症)

小麦粉アレルギー(グルテン過敏症)というのは聞きなれない言葉かもしれません。小麦粉アレルギー(グルテン過敏症)は、50人に2人程度あるアレルギー(糖尿病患者ではその7倍の数)で、精製された小麦粉を含むパンや麺類を食べると起きるアレルギーです。

小麦粉アレルギーの人は、大腸にカンジダ(カビ)が増えるため消化器官に障害を起こすだけではなく、舌粘膜にもカンジダ(カビ)が増殖するため、舌苔の原因になるといわれています。

→ パンをやめると舌苔がなおる!?小麦粉アレルギー(グルテン過敏症)とは

胃腸が弱い

糖尿病や胃腸病や全身の衰弱があると舌苔を生じることがありますが、健康なのにできている人もいます。
引用:兵庫県医師会 舌が真っ白でこけがはえたようになっているがどこか悪いのか?

胃腸が舌苔を作ると言うと、「本当だろうか?」と疑ってしまうかもしれません。しかし、胃腸の調子が悪いことが原因で舌苔ができるケースが多いのです。

胃腸が悪い女性

直接、胃腸が舌苔をつくるわけではありませんが、胃腸の不調が舌の状態に影響するのです。

胃腸と口臭の関係については、こちらの記事『胃が弱くなると胃酸が出て口臭になるのはウソです。原因は舌が白くなることにあります』をご参考にしてください。

免疫の低下

舌苔ができるのは、体調が悪くなり免疫力が低下するから舌が白くなるわけです。人の免疫力が低下するのは病気だけではありません。最近の医学の研究では、ストレスが免疫力を低下させるといわれています。

ストレスを抱える女性

心身が疲労すると、免疫力が低下します。唾液の免疫力も低下します。ですから、仕事での過労や睡眠不足のほか、暴飲暴食、ストレス過多が影響すると、免疫が低下するため、舌苔(ぜったい)ができ舌が白くなり、口臭が強くなります。

ストレスがかかったり体調不良になったときに口臭が強くなるのは、免疫が低下するからです。舌苔を予防するには、ストレスをためないことが大切です。

病気

寝る前に歯磨きを忘れたから朝口の中が気持ち悪い

舌苔は身体の免疫力が低下するとできやすく、次のような病気になると舌苔が出来ることが多いです。

  • 風邪やインフルエンザ
  • 胃腸の疾患
  • 全身の高熱性疾患
  • 口内炎
  • 咽頭(いんとう)炎
  • 扁桃(へんとう)炎
  • 肺炎
  • 急性伝染病
  • 糖尿病
  • シェーグレン症候群

風邪や喉の病気になると、舌苔ができやすくなるので、病気になった時はうがいで口内と喉を清潔にすることが大切です。このことについて、YAHOO!辞書ではこのように載っていました。

  • 舌苔(ぜったい)を治すには、その原因となっている疾患の治療をする
  • 口腔内の消毒を行う
  • 薬の副作用がある場合は変更する出典:YAHOO!辞書

でも、あなたはすでにこのような方法は行っているのではないでしょうか。そして、これだけのことを行っても舌が改善されないので困っているのではないでしょうか?

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群というのは、主に唾液や涙が出ない症状のある疾患で国(厚労省)から難病に指定されています。潜在患者数は、10万人~20万人あるといわれいます。

唾液が出ないために、舌苔ができやすく治りにくい。そのために口臭や舌痛症で悩む人が多いです。

本疾患は主として中年女性に好発する涙腺と唾液腺を標的とする臓器特異的自己免疫疾患ですが、全身性の臓器病変を伴う全身性の自己免疫疾患でもあります。

引用:難病情報センターHPより

舌がん

舌がんで舌苔ができるわけではありませんが、がんの場合は、白板症という症状で舌の一部が白くなりますが、こすっても取ることはできません。

→ 舌がんと口内炎の違い!見分け方と注意する4つのポイント

口内炎

舌に口内炎ができると、周りが赤く縁取りされて内側が白くなります。口内炎は少しの刺激でも痛みがあるのが特徴です。無理にこすると、水泡やびらんになるので触れないようにすることが大切です。

口内炎は10日程度で自然と治るものです。2週間たってもなおらない場合は「舌がん」の可能性もあるので、その場合は受診されることが大事です。

ドライマウス

ドライマウスで口臭が気になる女性

舌苔が治らない原因にドライマウスがあります。ドライマウスになると舌が乾くため舌苔ができやすくなります。

ドライマウスは舌苔の原因になるので、ドライマウス対策はとても重要です。

多少歯磨きが出来ていなくても、唾液が多量に出ていれば舌はきれいです。しかし、どれだけ舌のケアをしていたとしても、ドライマウスの人はすぐに舌が白くなりますよね。

ドライマウス対策については、「ドライマウスの対策はコレが一番!いったいどんな方法なのか?」をご参考にしてください。

このことを理解して、この記事を読み進めていただければ、頑固な舌苔であっても改善できると思います。

薬の副作用

舌苔を改善するために努力をされても、舌苔が治らないケースがあります。その様な時に「加齢だから舌が白いのは仕方ない」と考えていませんか?

実は、加齢が原因ではなく、加齢とともに何かの病気になることが増えます。たとえば、高血圧や睡眠障害です。そのような時に飲むお薬が舌苔の原因になっていることがあるのでご注意ください。

薬の副作用で口が乾く

次のような薬を服用されていたら、一度お医者さんにご相談されてはいかがでしょう。

  • 降圧剤
  • 睡眠誘導剤
  • 安定剤

これらの薬の成分には、唾液量が減少する副作用があるものがあります。そのため、舌苔が治らない原因になっているかもしれません。

口内環境が悪い

ドライマウスの舌

ここまでお伝えしてきたことは事実です。しかし、こんな説明だけでは納得していないのではないでしょうか?もし納得されていないのであれば、もう少しお付き合いください。本音で舌苔が治らない理由についてついてお話させていただきます。

舌苔がない人と治らない人の大きな違いは、口内細菌のバランスの違いにあります。

悪玉菌が多くなり口内環境が悪いと舌苔ができます。反対に、善玉菌と悪玉菌がバランスよく存在していると舌苔もできにくいのです。舌苔(ぜったい)は悪玉菌が異常繁殖した状態なのです。

ばい菌のかたまり

口内には善玉菌・悪玉菌、どちらにも属しない日和見菌が存在しています。最近になって腸内フローラ(細菌の集団)が評判になり、口内フローラも知られるようになりました。

ちなみに、健康な人の腸の場合には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の割合が、2対1対7が最適だといわれています。多分、口内フローラでも同じ程度でしょう。

最も多いのが日和見菌ということを知ると以外に思うかもしれませんが、この日和見菌が舌を白くする元凶になります。

というのは、日和見菌というのは、普段は良くも悪くもない菌ですが、口内環境が悪化すると悪玉菌に変化する性質を持っているからです。日和見菌が悪玉菌に変化すると、善玉菌と悪玉菌の割合が大きく変わります。

もしかしたら、善玉菌が1で悪玉菌が9の割合になるかもしれません。(極端な場合ですが。)

口腔カンジダ

日和見菌のカンジダが過剰に増えると舌が黒くなることもあります。一時的な黒毛舌です。カンジダが増殖すると、舌磨きをしてもすぐにカンジダが増えるため意味がありません。

舌苔と口腔カンジダの大きな違いは、舌苔は舌の奥に苔ができやすい。ところが、カンジダは、舌全体が白くなったり斑紋状に白くなります。他にも舌がただれるなど「びらん」が出来るのも特徴です。
引用:舌がヒリヒリするのは口腔カンジタ症かもしれない。舌が白いかチェックしてください

歯周病

虫歯や歯周病になると細菌が増えるため口内環境が悪化します。しかし、虫歯の場合には治療すると一辺に改善されます。

ところが、問題なのは歯周病です。歯周病は治療を受けても完治することはなく、疲労や咬合不良があると再発します。また、歯周病になると、歯周ポケットが深くなり食べかすや細菌がたまるようになります。プラークや歯石ができると更に歯周病菌が増えます。

歯周病菌はプラークを形成するために舌苔の原因にもなっています。

→ 奥歯の歯茎が臭い!歯周病は歯磨きだけでは治らない?

舌苔が取れない原因

舌磨きしてもベロは綺麗にならない

舌のケア方法を知らない

次にご紹介するのは、舌苔が治らないと困っている方からのメールです。

私の舌は治らない

「12年、舌苔と口臭に悩んでいます。いままで口臭を治すために色んなものを試してきました。歯みがき粉、マウスウォッシュ、舌ブラシ等、何をやってもダメです。やり方が間違っているのでしょうか?

喋る度に手で鼻を押さえられ、どうしたら口臭の悩みが消えるのか、メールさせて頂きました。

舌苔は真っ白で、舌を磨いてもすぐに白くなります。口臭はひどく、何かを飲み込んだ時に込み上げる臭いは自分でもわかるので、周囲には相当な臭いだと思います。

ドライマウスではないですが、口の中は潤っているわけでもなく、とにかく舌からの口臭がすごいです。何かアドバイスありましたらお願い致します。」

このメールは口臭で悩まれている人に多いご相談です。舌が白くなっていて舌苔が口臭原因だと分かっていても、何をしても舌が元に戻らないのでかなり落ち込んでいました。

白くなった舌の解決法は「舌が白い人は舌苔です。舌苔を取り除く7つの方法とは?」をご参考にしてください。

もしかすると、あなたも同じように悩まれているのではないでしょうか。そうであれば、最後までじっくりとお読みになってください。白い舌を元に戻す方法が見つかると思います。

口臭原因になるのは舌苔だけではありません。舌苔以外の口臭原因は、「口が臭い原因は5つしかない?口臭の原因を詳しく解説します」をご参考にしてください。

舌磨きをしても取れない

舌磨きはだめです

舌磨きで舌苔を取り除こうとしても、舌苔は完全に取ることはできなく、舌ブラシで強くこすると舌乳頭が逆立ち、かえって白い舌が目立つようになります。

その理由はこうです。

角化した乳頭に菌の根が張ってできた舌苔

舌乳頭が角化すると、細菌が付き舌の角質に根を張ります。舌苔と角質は一体化しているので、舌磨きをしても白い角質が残るのです。

引用:舌磨きは絶対にしてはいけない!なぜなら口臭をひどくする原因だからです。どうしたらいいかというと・・・

口腔ケアによって舌苔と菌が減ると、今まで角質に張っていた菌の根がなくなります。そして、口内環境の改善とともに角質も自然治癒されます。

これで、「即効で舌苔が取れないのはどうしてなのか。」が理解できたのではないでしょうか。そして、舌苔を取るためには、正しい舌のケアが重要になります。

舌磨きが良くない理由について詳しくは、『舌磨きは歯磨きでやってはダメ。コットンにあるものをつけて磨く方法とは?』をご参考にしてください。

マウスウォッシュでは取れない

膿栓(臭い玉)を取るコツ

舌苔を取るためにマウスウォッシュやイソジンうがい薬を使う方がいます。はたして、これらでうがいをして舌苔が取れたでしょうか?

うがい薬では取れない

イソジンなどのうがい薬には殺菌作用があるので、舌苔の予防には効果があるかるかもしれませんが、舌苔を除去する作用はないので期待し過ぎないようにしてください。

舌に保湿ジェルを塗る

同じように、舌ジェルを塗布しても舌苔を取り除くことはできません。しかし、舌の保湿には効果があるので予防にはなります。詳しくは、「舌が白いなら保湿ジェルをつけるのがおススメ。なぜおススメなのか・・・」をご参考にしてください。

サプリでは舌苔はなくならない

舌苔をサプリで治そうとする人もいますが、サプリメントの多くは胃腸を元気にするためのものです。

サプリを食べると、間接的に舌苔をできにくくするかもしれませんが、舌苔を取ることはできないので期待し過ぎない方がいいかもしれません。

ハチミツやヨーグルトは一時的

ハチミツには、殺菌作用がある成分があるため、舌苔除去に使う人がいるようですが、ハチミツを舌に塗った程度で舌苔を完全に取り除くことは不可能です。

ハチミツで多少舌苔が取れたとしても、舌苔は細菌が作るものなのですぐに元の白さに戻ってしまいます。

それと、ハチミツは健康には良いかもしれませんが、舌に乗せた状態で時間を置くのは虫歯の原因になるのでおすすめできません。

ハチミツになど舌苔に効果がると言われている食べ物があります。詳しくは、「舌苔を除去する方法はどれが一番効果があるか調べてみて分かった!」をご参考にしてください。

舌磨き習慣で舌苔が慢性化する

歯ブラシで舌磨きはよくない

今まで、舌苔を除去するために、舌をゴシゴシと磨くなどいろんな方法を試されたかもしれません。しかし、舌苔は容易には改善できなかったのではないでしょうか。

ドラッグストアに行けば、いろんな種類の「舌ブラシ」が販売されていますし、歯医者さんに、「舌苔を取りたい」と相談すれば、「舌ブラシで磨いてください」と指導されます。ですから、舌苔を取るには、舌磨きをしないと取れないと思い込んでしまうかもしれませんよね。

でも、舌磨きによって「舌苔」が改善したというデータはありません。このように言うと驚くかもしれませんが、舌を磨いた時は少し舌がキレイになります。でも、それもつかの間で、すぐに舌は白くなります。これが現実です。

舌磨きをしても舌苔がとれない理由については、「舌磨きだけでは舌苔は取れない?!カンタンに舌苔が取れる方法を教えます」をご参考にしてください。

それどころか、舌を磨く習慣があると、舌乳頭が傷つき舌苔が悪化するのでご注意ください。この理由について詳しくは、記事の後半でご説明させていただきます。

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白い舌を治すためには

舌苔を解決するには、舌苔を取り除き、その後も舌苔ができないようにすることが大切です。しかし、舌苔は体質や環境が影響するため、努力しても治らないケースがあります。その場合は、予防が大事です。

⇒ 舌の白いのが取れない!舌苔をできないようにするには

舌苔を100%できないようにすることは困難です。しかし、効果的に対策することで舌苔はできにくくなります。そのための方法をご紹介しますので、ご参考にしてください。

唾液を出す

唾液が減ったから

唾液がよく出ていると舌苔ができなくなり舌が綺麗です。

口内フローラが悪化した場合には、歯みがきをていねいにしたくらいでは焼け石に水です。もちろん歯みがきケアは大切なことですが、それだけで白い舌はきれいにはなりません。(この記事を読まれている方であれば、すでに経験済みだと思います。)

健康な人の場合には、良い口内環境を維持するために、口の中で次のようなことが起きています。

唾液が殺菌

  1. 唾液(水分)で汚れを洗い流している。
  2. 唾液で粘膜を守っている。
  3. 免疫が分泌されている。(唾液成分に含まれている。また、歯ぐきの溝などから分泌されている。)
  4. 飲み物や食べ物を摂取したときに、口内に残っている汚れを取ることができる。(野菜など繊維質の食べ物が有効。反対に柔らかくて歯に付きやすい物が悪い。)

口内環境を改善するためには、サラサラした唾液をたくさん出すこと。そして、免疫力を上げること。この2つが最も重要です。

唾液腺マッサージをする女性

【サラサラ唾液を出す方法】

  1. よく噛む
  2. 朝、昼、晩と一日3回、きちんと食事をとる
  3. 一食に一品は、固い食べ物を入れる
  4. 良く笑い、よく喋る、リラックスする
  5. 意識的に舌を動かす
  6. 食後にシュガーレスガムを嚙む
  7. 寝る前と起床時に歯磨きとうがいを行う(口腔内を清潔にすることで唾液が出る)

食後の舌苔ケア

舌苔(ぜったい)を予防するためには、食事を考える必要があります。

砂糖が含まれていたり炭水化物のように糖に変化する食べ物は、口腔内を酸性化させます。ですので、それらの食べ物はできるだけ避けることが賢いと思います。

舌苔の中にある嫌気性細菌は、酸性になると活発になるので、甘いものや炭水化物を食べた時には、水でうがいを行い舌を清掃することが大切です。

牛乳を飲むと口臭が強くなる

舌苔があると、牛乳、ヨーグルト、牛肉、鶏もも肉などを食べたときに、玉ねぎの腐ったような口臭(メチルメルカプタン・硫化水素)がします。これは、嫌気性細菌がそれらの食べ物・飲料を分解したときに発生するガスです。

舌苔がある人は、できるだけ乳製品を食べない飲まないことが大事です。食べた時は、先ほどと同様に水でうがいをし舌を洗浄することが大切です。

免疫力を高める

和食

舌苔を予防するには、口内細菌を減らすことが大切。そのためには、身体を元気にして免疫力を高めないといけません。免疫力が高まれば、舌苔だけではなく、虫歯や歯周病にもなりにくくなります。だから、免疫力を高めることは、重要なことです。

【免疫力を高める方法】

  1. 胃腸を健康にする(胃腸に優しい食事習慣。乳酸菌を食べる。)
  2. 規則正しい食事をしバランスのとれた栄養をとる
  3. 規則正しい生活習慣(睡眠を良くとる)
  4. ストレスをためない明るい生活をおくる
  5. 適度な運動で健康な体をつくる

自律神経を整える

ストレスが原因

舌苔や口臭は、緊張や不安というストレスによって起きることが分かっています。舌が白くなっていて口臭がしている人の場合には、他人が近くにいるだけで緊張が走ります。

そうすると、緊張からとたんに口が乾く。舌がパサパサになる。口臭がする。というよう悪循環になるのです。

「だったら、ストレスをかかえなければ良いのでは?」というようにはいきません。というのも、自律神経は人の意識とは関係なく動くものだからです。だから、舌苔や口臭は厄介なのです!

じゃあ、どうすれば良いかというと、舌苔を予防するためには、自律神経を整えストレスに強くなる必要があります。緊張や不安が多くなる場合には、自律神経が乱れているかもしれません。そのような場合には次の方法がおすすめです。

舌の体操

  1. 腹式呼吸のトレーニング
    (深呼吸)鼻から息を吸いこみ、ゆっくり口から息を吐き出す。これを数回繰り返したら、次は、大きく鼻から息を吸い、細切れに口から息を吐く、を繰り返す。深呼吸を行うと副交感神経が活発になります。緊張したときには、深呼吸をしてみてください。
  2. お口の体操
    (発声練習)「あ~い~う~…」、「パタカラ、パタカラ…」など大きな声を出す練習をする。他に、口を大きく広げたりすぼめたりして頬の筋肉の緊張をほぐす。
  3. 舌の体操
    口の中で舌を動かす練習をする。上あご、頬、喉の奥と舌を動かす。唇を舌でなめながら一周する。舌を動かすことで舌筋肉が付き緊張もほぐれる。
  4. 軽い運動
    両手をあげて「うーん」と伸びをする。腕を回す。首を回す。腰をひねる。など軽い運動をすることでリラックス状態が作られる。

自律神経の整え方について、詳しくは『自律神経失調症と口臭の意外な関係』をご参考にしてください。

口呼吸から鼻呼吸に変える

口呼吸をしている人の場合には、口腔が乾燥します。(舌も乾燥します)人によっては、舌が乾き溝ができていることがあります。

舌の溝

舌に溝ができると汚れがたまりやすく舌苔ができる原因になります。舌に溝ができる溝状舌については、『溝状舌(こうじょうぜつ)には舌苔が付き物!?溝状舌を治す3つの方法とは?』をご参考にしてください。

口呼吸をしている人に多いのは、鼻炎などで鼻づまりになっているケースです。いびきで口呼吸になっている方もおられます。

いびきをかく男性

いびきの場合は、横向きに寝るといびきが少なくなるようですが、ひどい場合は無呼吸症候群のこともあるので、お医者さんにご相談されるほうが良いでしょう。鼻炎の場合も鼻炎を治さないことには口呼吸を治すのは難しいので、耳鼻科で治療されることをおすすめします。

病的ではないのに口呼吸になっている場合には、口が開かないように医療用のテープまたは絆創膏を貼って寝ることで改善できるようです。ただし、テープを貼らなくても鼻呼吸をするようになるまで習慣化することがコツです。

毎日の口腔ケア

歯科衛生士のブラッシング指導

舌苔が治らないと、口内に原因があると思われがちです。しかし、舌苔の原因となる細菌は、舌の上はもちろんですが、歯面や歯周ポケット、そして、喉に存在しています。

ですから、口内だけ清潔にしても、舌苔はすぐに元に戻ってしまいます。

また、舌の根本にあたる部分には、舌扁桃(ぜつへんとう)という免疫組織があります。喉は細菌が多いところですので、常に舌扁桃から免疫物質(痰のような粘液)が分泌され細菌と戦います。

口臭原因

じつは、この時戦った細菌と免疫物質(痰のような粘液)の死がいが舌苔の原因となっているのです。膿のような粘液が舌の奥に付着するため、舌の奥のほうに白い苔が付きやすいのはそのためです。

舌苔を予防するためには、殺菌力と洗浄力のあるうがい薬を使用して、喉の清潔を維持することが大事です。

まとめ

舌磨きをする男性

白くなった舌が治らない本当の理由は…

  1. 過剰な舌磨き
  2. 口呼吸(いびき、喫煙)や唾液量の減少
  3. 口腔内の清掃状態が悪い
  4. 免疫力の低下
  5. 自律神経の乱れ
  6. 喉の不衛生

どれだけ体調に気をつけていても、舌苔(ぜったい)はできてしまうことがあります。そして、口臭が強くなり困ってしまうものです。

また、自分ではていねいに歯磨きをしているつもりでも、結果的に清掃状態が悪いことがあります。もしかすると、現在使っている歯ブラシや歯磨き剤、そして歯磨き方法などが良くないのかもしれません。

歯科衛生士がおすすめする歯磨き粉

それだけではありません。ほとんどの方は喉のケアを行っていないのでは?

そのような時には、一度の歯磨きでスッキリする歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」がおすすめです。舌磨きをしなくても簡単に舌苔(ぜったい)対策ができます。

口臭が消える美息美人

美息美人(びいきびじん)は、アルカリイオン水でブラッシングしますが、ブラッシング後に軽く2度ほど舌を撫ぜるだけで、汚れた舌苔(ぜったい)を落とすことができます。

アルカリイオンで舌苔を溶かす

舌が白いとお困りでしたら、美息美人を是非お試しされてはいかがでしょう。

【参照リンク・参考文献】

12,000人が実践する"口臭対策"ネット

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