舌が白くなるのは季節の変わり目!?正しい舌苔の対処法

舌が白いのがイヤ

舌が白い

舌が白くなり、「胃腸が悪いのだろうか?」とご心配されていませんか?
健康な時は、舌はきれいなピンク色をしていますが、体調が悪くなると舌苔がつき舌は白くなります。このように舌は、胃腸に限らず、風邪などの病気でも白くなるのです。

口の中にある舌は、同じ消化器官である胃腸と繋がっているため、体調の変化がすぐに舌に現れます。その理由は、腸には免疫細胞の約70%が存在すると言われているからです。

病気や体調不良で免疫が下がると、口内細菌が増えて舌苔ができる。だから、舌が白くなるのです。中国医学(漢方)では、舌を見ることによって健康状態を判断する「舌診」をおこないますが、この方法は理にかなっていると言えますね。

通常は、病気が治ると舌苔も消えていきます。ところが、常に舌苔が着いて真っ白(または黄色)で地図のようになっているケースがあります。そのため、ブラシで舌磨きをしているかもしれませんが、舌を磨き過ぎすると舌粘膜を傷める原因になります。

過剰に舌磨きをおこなうと、口が乾いて舌が痛くなるとか、口臭が酷くなるので、適切に舌苔ケアを行うことが大事です。

今回の記事は、舌が白くなる原因と正しい舌苔除去についてです。是非、ご参考にしてください。

舌が白いのは何故?

舌が白くなると「病気かもしれない」と不安になる人が多いのですが、大抵は舌が白くなっていても問題ありません。健康な人でも、舌の表面には薄く舌苔が付くため、ピンク(または赤い)の舌に薄っすらと白いレースカーテンが張っている感じに見えます。

健康状態が悪い

健康状態が良くないと舌苔は厚くなり、舌苔が付着した舌は真っ白くなります。

舌が白い理由は様々で、胃腸や肝臓など全身疾患が原因の場合もあれば、口腔がんで舌に白板症ができて舌が白くなっているケースもあります。

また、口腔乾燥がひどいと舌が乾くため、舌苔ができやすくなります。喫煙習慣やいびきなどで口呼吸になっている場合は要注意です。

稀に、断食法など過剰にダイエットした場合や、健康サプリメントの過剰摂取をしたことで、口内細菌(常在菌)のバランスが崩れて口腔カンジダ症になり、舌が黒く(または真っ白い)なることがあります。

季節の変わり目の体調不良

季節の変わり目には、舌が白くなりやすい。どうしてだと思いますか?季節の変わり目は、急激な寒暖差によって体調を崩しやすく、自律神経を乱しやすくなります。そのため、舌苔もできやすくなり舌が白くなり困ることが多いです。

ちなみに、季節の変わり目とは、朝晩の気温差が5度以上が平均して1カ月ある期間を言います。春夏秋冬の四季がいきなり変わる時期になります。気象庁によると、春は3~5月、夏は6~8月、秋は9~11月、冬が12~2月だそうですので、この変わり目には体調に十分気をつけてくださいね。

子どもの舌が白い

子どもの舌が白くなるケースで多いのは口呼吸です。口呼吸をしていると口臭も強くなるので、鼻呼吸に変えるようにトレーニングしましょう。

他にも、病気による発熱や、幼児に多い手足口病や口内炎によって菌が増殖すると、舌が白くなることがあります。痛みがなくてもすぐに受診するようにしてください。

舌苔が厚くできると、白い部分がまんだらな地図状舌になったり、茸状乳頭がブツブツに白く見えるようになります。

舌苔の原因

舌苔は、口内の汚れと細菌の塊であり腐敗発酵しています。舌の白い部分を指で触り、嗅ぐと臭いのはそのためです。この腐敗物から産生された臭い物質(揮発性硫黄化合物)は唾液(舌苔)に溶け込んでいるのですが、口が乾燥するとガス化して口臭となるのです。

舌苔ができる原因で多いのは、ストレス性の下痢や便秘などによる胃腸の不調によるものです。このケースの対策としては、ビオフェルミンなどの整腸薬や、太田胃散などの漢方薬を服用するといいでしょう。

高齢者の場合は自己判断しないで、肝臓など内科疾患が原因かもしれないので、かかりつけの医師に相談するようにしてください。

舌苔の対処の仕方

舌苔ができる原因は人により違うため、舌苔の対処法も異なります。

>>詳しい舌苔のケース別の対処についてはこちらが参考になります

舌磨き

舌苔が出来た時の一番の対処法は、「舌磨き」でしょう。舌の磨き方を間違えると逆効果になるので、正しい舌磨きをご紹介するのでご参考にしてください。

舌磨きの仕方

    1. 専用の舌ブラシを使用する
    2. 舌ブラシで舌の奥から前方に向けて磨く(ただし、2回以上磨かない)
    3. 舌の磨き方は、優しくなぜるように磨くことと、舌を往復しないことが大切です。
    4. 舌磨きは、一日1回だけにする

引用:舌磨きのやり方を間違えると口臭が悪化する!正しい舌清掃とは?

舌磨きの頻度は、磨き過ぎないように朝と夜の2回を限度に行いましょう。日中、舌が白くなり不安になった時には、マウスウォッシュ(または、アルカリイオン水)でうがいをしましょう。

舌磨きに使用するグッズ

市販の舌ブラシがおすすめです。4本セットで2,000円前後でありました。U型の舌クリーナ(スクレーパー)や毛先が固い舌用ブラシがありますが、舌を傷めやすいのでおすすめできません。歯ブラシもおすすめしませんが、使う場合には毛先が柔らかいブラシを斜めに倒して優しくなぜるようにしましょう。

>>舌磨きが良くない理由
>>スプーンで舌磨きを行うと良くない理由

舌苔を溶かす

タンパク質から構成される舌苔は、キウイやパイナップルで溶かすことができます。タンパク質分解酵素がある果物を食べると舌苔を溶かせるため、江崎グリコのブレオEXのようなタブレットもあります。

花王のピュオーラは、舌の上に泡を乗せて舌苔を取りますが、こちらは、舌苔を溶かすのではなく、薬用成分によって舌の菌を殺菌して口臭を予防します。

舌苔は、アルカリイオン水で溶かすことができます。アルカリイオンは、マイナスイオンの舌の汚れを分解する働きがあるため、うがいや歯磨きにアルカリイオン水を使用することをおすすめします。

>>アルカリイオンの美息美人
>>アルカリイオン水の舌苔ケア方法について

舌苔の治療

歯科で舌苔除去をしてくれる歯医者さんがあります。歯科による舌苔除去は、舌ブラシや超音波ブラシによる舌クリーニングのほか、洗口剤を使用します。

一度に舌苔を取り除くことはできません。2~3カ月に一度、口臭治療を目的に舌クリーニングをします。

舌クリーニングの費用につきましては、自費になりますが、1回あたり1,000円から2,000円程度です。

舌苔のケアと予防

舌が白いと、すぐにでも舌磨きをして綺麗にしたいと思うかもしれません。しかし、たとえ舌磨きをしても、舌苔を完全に取り除くことは不可能です。

根本的原因を改善しない限り、舌は白くなります。また、過剰な舌磨きによって、舌がヒリヒリしている時には、舌は磨かないようにして舌用の保湿ジェルを塗布するようにしましょう。

舌苔は一度に取れない

舌磨きの経験がある人であればよく知っていることですが、歯ブラシで舌を磨くと、白い糸状乳頭が逆立ち絨毯のようになります。舌磨きを行う前よりも、舌の状態が悪くなりショックを受けられる人が多いと思います。

舌苔は一度に綺麗にできないことを理解し、舌ケアを行わないといけません。舌苔が多くあっても、一変に舌苔を取ろうとしないで、毎日少しずつケア(舌磨きなど)を行うのが正しいやり方です。

看護・介護の舌苔ケア

重症患者の看護や寝たきり高齢者の介護の現場では、自身で口腔ケアを行うことができないため、口腔衛生が悪くなり舌苔ができます。多量に舌苔ができると、誤嚥性肺炎や口臭の原因になるので、毎日舌ブラシで舌を磨いて綺麗にする必要があります。

免疫力を高める

免疫が高いと舌苔ができにくくなります。免疫力を高める食べ物を進んで食べるようにしましょう。納豆、漬物、ヨーグルトなどの発酵食品や、海藻類やキノコなどの食物繊維が免疫をアップする効果があります。
また、体を温めると免疫が高まるので、生姜、にんにく、とうがらしを食べたり、お風呂にゆっくりと浸かるのもおすすめです。

まとめ

舌が白い時は、体調が良くないサインだと思った方が良いです。そのためには、毎朝、歯磨きの時に鏡を見て、「舌が白くないか?」確認しましょう。

また、舌苔は細菌の塊であるため、舌が白くなっていると、外からの菌やウイルスに感染しやすくなります。口内の衛生状態が悪いと新型コロナウイルスの感染リスクも高くなると言われているので、毎日舌磨きなど舌ケアを行うことも大事です。

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