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腸カビの陰に隠れた不調!

ブログ 腸なび

投稿日:2017年12月27日  更新日:

腸の粘膜上皮細胞は通常、
細胞と細胞の間はタイトジャンクションと呼ばれる結合で密着しています。

しかし、何らかの原因で、このタイトジャンクションが損傷し、
細胞間の密着が緩むと、あたかも腸粘膜に穴が空いた状態になることがあります。

これをリーキーガット(腸もれ)と呼んでいます。

腸に穴が空いて、腸内から食べ物の分子や病原菌、毒素などが漏れ出すと、
様々な症状が起こります。
これがリーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)です。

 

リーキーガットの原因は

ストレス
有害重金属
環境汚染物質、環境ホルモン
抗生物質やピルなどの薬物
食品添加物、農薬、化学物質
小麦グルテン、カゼイン
カビ(カンジダ菌)
ピロリ菌やクロストリジウム・ディフィシルのような悪玉菌
寄生虫

などです。

これらは、腸の「炎症」を引き起こし、腸粘膜のバリア機能が低下させ、
その結果、腸に穴をあけてしまうのです。

腸カビ(カンジダ)は菌糸になると、
ダイレクトに腸粘膜に入り込み、炎症をおこします。

 

 

こうして、腸の細胞と細胞の隙間(穴)から、
毒素や病原菌、未消化のタンパク質(アレルゲン)、
重金属などの有害物質などが漏れ出し、
全身を駆け巡ります。

これが身体のあちらこちらで悪さをします。
これが不調の正体です。

腸カビが原因で起こる炎症やリーキーガット、
そしてカビが出す毒素や生成物が原因で、
症状は多岐にわたります。

 

消化器系
便秘・下痢/お腹の張り/消化不良

アレルギー
喘息/花粉症/鼻炎/アトピー

甲状腺
バセドウ病/橋本病/甲状腺機能低下

免疫系
風邪をひきやすい/がん

口腔内
歯周病/虫歯

神経系
うつ/不安・不眠/パニック/集中力の欠如/記憶力の低下
脳の霧/認知症/アルツハイマー/パーキンソン/自閉症/ADHD

エネルギー系
疲れ/副腎疲労/だるさ

骨・筋肉系
繊維筋痛症/リウマチ

その他
体温低下/精力の衰え/甘い物への欲求

 

このように、腸カビの陰には、炎症とリーキーガットがあり、
全身に及ぶ不調や病気が隠れています。

 

 

 

 

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